慢性的な症状で改善しないと思われていることが多い「肩の付け根の肩こり」の事例

湿布を貼ったり、ストレッチをしたり様々な対応や対処をされていると思います。でも、いつも通りの肩こりと思っていたのに今回は腕が上がらないなど以前と違う症状が出てくることもあります。
今回は肩こりだと思って肩のつっぱりを放っておいたら腕の方まで痛くなってきたMさんの事例をご紹介します。
『和歌山市にお住いのMさんの事例』
和歌山市にお住いのMさんが肩から腕にかけて痛むと来院されたのは3月くらいのことでした。
以前から肩こりはあり、肩が凝ってくるとマッサージに行かれることがあったそうです。

しかし、今回は肩が凝って熱が出始め、歯が浮いてきている。
それに3・4日前から肩の後ろ側がズキズキとうずくようになり「痛みで目が覚める」状態になってきたということです。
とにかくこの辛さを何とかして欲しい、痛みの対処ではなく原因もわかりたいということで和歌山市にある和歌山スマイルはりきゅう整骨院へ来てくれました。
検査での見立て
・肩上部の筋肉の過緊張
・肩甲帯のゆがみ
・頸部前方偏位

検査を行うと肩周辺の筋肉がガチガチに緊張して凝り固まっている状態であることがわかりました。
日常生生活について伺っていきますとデスクワークをされていることや、スマホでゲームをすることがとても好きだそうです。
仕事中やゲームをしている際は同じ姿勢でいることが多く、そこから疲労が蓄積され首や肩の筋緊張が起こり、肩の付け根への痛みへ繋がっていたのだと思われます。
原因は同じ姿勢からの疲労。その姿勢を作りだしている背骨の柔軟性の低下や肩の筋肉の硬さ。
とくに肩甲骨のゆがみによる背骨の柔軟性。
肩甲骨というのは肩を動かす際には必ず必要な骨であり上腕骨とも肩甲上腕関節というものを形成しています。
この関節が動かない限り肩をスムーズに頭の上の方に向けて動かすことはできません。ということはこの関節の動きも悪くなることによって痛みを誘発してしまうのです。
施術や経過について
施術1回目
施術は首や肩・肩甲骨周辺の筋肉を緩めることから始めていきました。そこに加えて肩の関節をスムーズに動かすためにも「肩甲骨のゆがみ」も整えていきました。

施術を行ってみるとガチガチに固まっていた筋肉がある程度緩み、本人も「身体が軽くなった。肩も動かしやすくなったように感じる。」ということで一度様子を見てもらうことにしました。
施術2回目
2日後、2回目の施術を行いました。
その後肩の痛みはどうなったのかと確認していると初めの痛みを10とすると2回目で5まで減っていました。
痛みは減ってきているので大事なのは肩もスムーズに動かせること。
痛みだけ減っても動かしづらい状態ではまた痛みを再発してしまうので今回は「動きやすくするため」の施術を行いました。
施術後は痛みも少し減って動かしやすいと喜んでいただきました。
元々筋肉の緊張がひどかったのもありましたが、動きやすさが出たのと同時に痛みも減りました。
施術5回目
痛みを感じることも減りましたので、背骨の柔軟性を高めていくためのトレーニングを行い始めました。
背骨の柔軟性を高めるためにも胸郭といった肋骨の動きも出します。
当院では整体とトレーニングを兼ね合わせた施術を行うのが特徴的です。

まずはゆがみや痛みを改善させる「整える治療」。
そこから痛みをぶり返さないために良い状態を維持する「安定させる治療とトレーニング」
良い状態をご自身で維持できるような生活でできるセルフケアを込めた「動かすトレーニング」。

これらを行っていきます。
10回目
仕事中での痛みもなく、ゲームをしていても疲れないようになってきて生活がとても充実してきたと大変喜んでいただきました。
トレーニングもご自身でできるものをお伝えし、ご自身も仕事から帰ってからやゲームの合間に行う習慣ができてきたそうです。
まとめ

ゲームやデスクワークをしているとどうしても同じ姿勢になりがちで、腕の付け根や肩こりなど慢性的な痛みやだるさで悩まれる肩が多いですが一度肩甲骨や背骨など関節の動きなどを検査されることをオススメします。
もし、昔より身体が硬く感じれば関節の動きが悪くなっている可能性が大です。
肩や腕の付け根など肩の痛みでお困りの方は
和歌山市や岩出市の方から評判の和歌山スマイルはりきゅう整骨院までご相談ください。
著者

和歌山スマイルはりきゅう整骨院
院長 野鹿瀬 靖識
柔道整復師、鍼灸師、交通事故専門士、JCCA(コアコンディショニング)トレーナー
整体からトレーニング、骨盤・姿勢の矯正や美容鍼灸までオールマイティに施術する整体歴14年のベテラン。
【あなたが笑顔になれる整骨院】和歌山スマイルはりきゅう整骨院
☎ 073-461-5088