寝ている時になる『こむら返り』の知っておきたい原因と簡単な対処法

こむら返りが起きると、激しい痛みに襲われます。

こむら返りの特徴として、突発的に生じる点が挙げられますが、起きているときに限らず、就寝中でも起こるため、何度か同様の症状に見舞われると思わずビクビクしながら過ごしてしまうことにもなりかねません。

今回は、こむら返りについて、原因と対処法をご紹介していきたいと思います。

1.「こむら返り」とは?

足がつった、という表現に代表されるよう、こむら返りとは、筋肉が収縮して元に戻らない状態のことです。

もっとも起こりやすいのはふくらはぎでその痛みを多くの人が経験済みかと思いますが、こむら返りは太ももや足の裏、首や肩など筋肉のある場所であればどこにでも起こり得ます

 

こむら返りは筋肉が関わってくるため、加齢が原因となっている側面もあり、子供より大人のほうが起きやすく、より高齢になってくれば更に起きやすくなってきます。

また、男性より女性のほうが起きやすくなっているのが特徴としてあります。この理由も後述しますが、女性のほうが冷えに悩みやすいことが関係しています。しかし、男性であっても安心できません。こむら返りは激しい運動の後によく起こるためです。

2.寝ている時に足がつる3つの原因

足にこむら返りが生じた場合の原因と考えられる3つのものをご紹介いたします。

 

2-1 筋肉疲労

 

サッカー中継を見ているとき、試合も終盤になってくれば選手が倒れ込み、足を伸ばしている光景をよく目にします。

解説も「足がつっています」といったコメントをしているよう、筋肉が疲労することによってこむら返りが生じてしまいます。水泳や野球、サッカー、テニスなど、激しい運動は筋肉の疲労を招きやすいため、こむら返りの原因となります。

 

2-2 水分不足

 

私たちの身体の大部分を占める水分が不足すれば、いたるところで不具合が生じます。もちろん、こむら返りも例外ではありません。

まず、ミネラル分の重要性についてご説明します。もともと日本人はミネラルが不足しがちな傾向にありますが、カルシウムやマグネシウム、ナトリウム、カリウムといったミネラル分が不足すると、筋肉や神経が興奮しやすくなり、その結果としてこむら返りを生じます。では、ミネラル分を筋肉へと届けていくのに大切なものは何かといえば、水分に他ならないのです。

 

たくさん汗をかいたり、下痢が続いたときなど、身体からの水分の排出量が多いと感じるときには、しっかりと水分を補給しましょう。

加えて、ミネラル分の豊富な食材を摂取することで、よりこむら返りのリスクを低減できることとなります。

 

2-3 冷え

冷えが生じると、血流が悪くなり、筋肉がこわばってしまい、足がつりやすくなります。

特に冬場は辛さを感じやすいとされていますが冷えは血流・リンパの流れを悪化させてしまいますので、ミネラル分が筋肉に行き届かなくなるほか老廃物が蓄積されやすくなるため筋肉が凝り固まっていきます

筋肉が凝り固まれば、収縮しやすくなってしまいますので、こむら返りへと結びついていきます。冬場だけでなく、夏場の冷房も冷えの原因となり得ます。

3.つってしまった時にやってほしいこと

皆さまの多くが悩まされがちな、ふくらはぎのこむら返りのためのケア方法をご紹介していきますので、今後の参考としてみてください。

3-1 ゆっくり伸ばす

 

こむら返りが生じたとき、まずは収縮した筋肉を伸ばしてみましょう。

 

・つった足の膝をまっすぐ伸ばす

・手でつま先を手前に引くようにして足首を曲げる

 

こむら返りは妊婦さんにも起こりやすいとされており、この姿勢が取りづらい際には、タオルを引っ掛けるなどすると便利です。

 

3-2 ストレッチ

より入念にケアしたい場合には、以下のストレッチ方法を試してみてください。普段から取り入れることで、こむら返りの予防にもつながっていきます。

 

  1. 座った状態で、膝を伸ばして足首を立てる
  2. つま先をつかんで、体の方にゆっくりと引き上げ、数秒キープする
  3. ゆっくりと元に戻す

 

上記を繰り返した後、ふくらはぎをマッサージするのもおススメです。ふくらはぎをマッサージするときには、足首から膝の裏の方へとのぼるようにマッサージしていくようにしましょう。

 

3-3 温める

こむら返りは筋肉が収縮しているわけですから、それを緩めてやるためにも温めることが効果的です。

温めることで血行が良くなるため、その後の予防にもつながっていきます。

温めようと意識するのも大切ですが、それ以上に普段から身体を冷やさないように気をつけることで、温活へとつながっていきやすいと思います。

4.まとめ

これまでご紹介してきたように、こむら返り対策の基本は、日頃からの予防です。激しい痛みを伴うだけに、上記を参考としながら、日頃からの予防ケアに取り組んでみてはいかがでしょうか。

こむら返りは健康とは無関係なイメージを持ってしまうかもしれませんが、病気によって生じている場合もありますので、何かおかしいと思ったら、まずは病院で診てもらうようにしましょう。