産後骨盤矯正を整体や整骨院で受ける前に知っておきたいこと|和歌山市

妊婦さんにとって出産はひとつの大きなゴールですよね。

 

しかし!!

 

出産という大仕事を終えたママの身体はボロボロ状態。例えるなら交通事故にあったのと同じくらいのダメージを受けているんです。

 

そんな状態で子育てがスタートしていくと様々な症状が現れてきます。

 

中でも「体重は戻ったのに体型が戻らない」「ポッコリお腹が元に戻らない」「身体が痛くて抱っこが辛い」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

 

そこで今回は産後の辛い症状を無くす為にも是非やっていただきたい「産後の骨盤矯正」についてご説明させていただきますね。

出産後のママの身体について

 

出産の時の骨盤は「最大限に緩み開ききった状態」になっています。

 

赤ちゃんの頭が骨盤を押し広げて出てこれるようにするために、骨盤の骨を結合している靭帯が柔らかく緩んでいるので産後の骨盤はグラグラの状態です。

 

なので、意外と動けるからと言って気楽に考えて動いてはいけません。産後、元の体に戻るまでを産褥期といい、最低でも一カ月は安静にする時期です。

 

そもそも出産で開いた骨盤はずっと開いたままなのでしょうか。

 

答はノーです。なぜなら、ずっと開いたままだとしたら2人、3人と出産してる方の骨盤はどんどん大きくなるということになるからです。開いた骨盤は産後、自然と元に戻っていきます。

 

ではなぜ産後のママには身体の不調が現れやすいのでしょうか?その原因についてご説明させていただきますね。

産後に不調が現れる原因!

 

ここでは産後に現れやすい不調についてご説明させていただきますね。

 

①ホルモンバランスの乱れ

妊娠中は女性ホルモンの「エストロゲン」と「プロゲステロン」の分泌量が増えます。

 

出産が終わるとエストロゲンとプロゲステロンは急激に減少し、代わりに母乳の分泌を促す「プロラクチン」というホルモンの分泌量が増えます。

 

妊娠中の10ヶ月をかけてゆっくりと増えてきたホルモンが突然減り、違うホルモンが増えるという急激なホルモンバランスの乱れに、体はすぐには対応できずあちこちで不調が出てきます。

 

ホルモン分泌の変化に加えて生活の変化もあります。

 

赤ちゃんのお世話にママの体調は関係なく、出産の疲れがとれず夜に眠れないことも。

 

慣れない育児への不安、生活リズムの乱れや精神的なストレスが、ホルモンバランスを乱す原因になります。

 

②頭痛・肩こり

 

産後の頭痛や肩こりの主な原因には、夜中の授乳による寝不足や慣れない育児によるストレスです。寝不足やストレスは、血液の循環を悪くさせてしまいます。

 

血流が悪くなると身体には老廃物が溜まりやすく、老廃物が溜まった周辺の神経が刺激され痛みを感じます。

 

産後は妊娠中に大量に分泌されていたエストロゲンという女性ホルモンが急激に減ることによって、セロトニン(“幸せホルモン”とも呼ばれています)という精神面を安定させる働きのあるホルモンも減ってしまうため血管が拡張して神経を刺激してしまうんです。

 

③腰痛

産後の腰痛の原因は出産自体ではなく、産後の体の使い方や姿勢にあることがほとんどです。

 

出産後は骨盤の関節がとても柔らかくなっています。このときに歪んだ姿勢をとっているとそのまま固まってしまい腰痛につながります。

・横座り

・猫背

・足を組む

普段からこの座り方をする癖のある方は産後もしてしまいがちなのですが、確実に骨盤歪んでしまうので気をつけましょう。

 

このように、縦や横に骨盤をゆがませると、腰痛の原因になってしまいます。

 

④不眠

産後の不眠は、体調の変化・環境の変化の中で「子育て」という重責を負った人だけがなるものです。

 

産後の不眠は出産後1年程度、子どもが自分で眠ることができるようになるまで続く人もいます。

 

産後の不眠の原因は、主に以下の2つとなります。

•女性ホルモンバランスの変化

•子育てに対する大きなストレス

出産後の大きな体調変化に加え、子育てのストレスが加わるのです。母親にとっては大きな負担と言えます。

 

⑤お腹のたるみ

お腹のたるみの原因は妊娠中に大きくなったお腹に合わせて皮膚がひっぱられ産後にしぼんでしまうからです。

 

風船の原理と同じです。膨らんだものがしぼむとシワやたるみができますよね。

 

実は妊娠中から、産後のお腹のたるみへの道は始まっているのです。赤ちゃんがお腹の中で成長していくのに伴いお腹の皮膚も伸びます。

 

産後のお腹のたるみは骨盤の歪みが原因ということもあり、骨盤の歪みは見た目だけの問題でなく体全体の不調にも影響すると言われています。

 

産後に現れる不調として5つご紹介しました。その中でも腰痛や体型が変わったという症状の原因は、妊娠・出産で骨盤が歪んでしまっているのが原因だったりします

 

これらの様々なお悩みや不調ですが、実は骨盤に原因があるという共通点があるんです。

骨盤周りの筋肉にも負担がかかるため骨盤が歪みやすい状態です。

 

骨盤が歪んだ状態が続くと、腰痛や恥骨痛などさまざまな身体の症状を引きおこす可能性が・・・。

 

では、あなたの骨盤はどうでしょうか?簡単にできるセルフチェックをやってみましょう。

 

産後の骨盤のゆがみをセルフチェック!

ご自身で骨盤の歪みをチェックしてみましょう。お家で簡単に出来るので試してみて下さいね。

 

骨盤のひらきをチェックする方法

 

1.仰向けになりまっすぐ足を伸ばす。

2.足のかかとをつけたまま足を開いてみる。

3.骨盤のひらきがないと左右が平等で90度ぐらいの開き具合です。

 

*それに対し左右のいずれかが開きにくい、左右がぺたっと床についてしまうなどの症状は骨盤が開いてしまっています。

 

骨盤の左右の歪みをチェックする方法

 

1.座ったまま左右のいずれかに足を崩してみる。

2.左右の両方を試してみて、やりづらいと感じた方に骨盤の歪みがあります。

 

*左右ともやりづらいと感じたのであれば両方の骨盤の位置が歪んでいる場合も。

 

骨盤のねじれをチェックする方法

 

1.仰向けに寝る。

2.骨盤の底から一番高いところまでの高さをはかる。

 

*.左右どちらかが高い場合、高い方とは反対側の骨盤がねじれている可能性があります。

 

骨盤の左右の高さをチェックする方法

 

1.立ったままの姿で、休めの姿勢をする。

2.片方に足の重心をかけて立つ。

 

*楽な方の足を支えている側の骨盤の方が高くなってしまっている可能性があります。

 

 

どうでしたか?歪みが出てしまった骨盤を放っておくわけにもいきませんよね。

 

では「歪んだ骨盤を治す方法はあるのか?」そういうお声にお答えするためにどういう方法なのかお伝えしますね。

 

産後は大事だった!産後の骨盤矯正

出産で骨盤が開き、「自然と元に戻りますよ」というお話は先ほどさせていただいたのですが、骨盤が妊娠前の位置に戻らない状態が続くと筋肉の動きが変わって体型が崩れることがあります。

 

産後は筋力も低下していることが多いので、脂肪の燃焼がうまくいかず太ってしまうことも。

 

骨盤が開いたままで妊娠前の服が入らなくなってしまったという声がよく聞かれるのはこのためです。

そこで大事になるのが「産後の骨盤矯正」です。

 

出産を通して緩んだ骨盤を正しい場所に矯正することを骨盤矯正と言います。方法としては整体、体操、ガードルの利用など色々あります。

 

産後の骨盤矯正を受けることで姿勢が整うだけでなく、血行が良くなり代謝が上がるため痩せやすい体質になるというメリットも。

 

産後は身体を休めてあげるのが第一ですが、骨盤矯正はいつからいつまでに受けないといけないのか気になりますよね。

 

いつから?産後骨盤矯正を受けるタイミング

産後骨盤矯正はママの体力が回復してくる産後2か月~6か月がベスト!!

 

なぜなら産後の骨盤の靭帯は「リラキシン」というホルモンが分泌されるのでとても柔らかく、骨盤矯正には絶好のチャンスですだからです!

 

リラキシンの分泌自体は産後2,3か月で止まるのですが、緩んだ靭帯が元に戻るのは遅くても6か月ぐらい。つまりそれまでは骨盤が緩んでいる状態で骨盤矯正がしやすいタイミングです。

 

骨盤矯正しやすい時期=骨盤が歪みやすい時期」とも言えます。

 

産後すぐから始めようと思っている方もいるかもしれませんが、無理は禁物です。

 

少なくとも産後1ヶ月はしっかりと休んで下さいね。ママの1か月検診が終わって、特に問題がなければ始めるぐらいでいいと思います。

 

産後の経過が良好であれば、産後1ヶ月を過ぎた頃から積極的に体を動かし、体型や体調を元に戻すよう心がけましょう。

 

もしかするとタイミングを逃してしまったと思われている方もいると思いますので、お家で出来る簡単なエクササイズをご紹介しますね。

 

即実践!!自宅で出来る骨盤矯正トレーニング

 

<骨盤歩き>

骨盤底筋群やインナーマッスルをまとめて鍛えられる効率的なトレーニングです。

1.下の図のように、膝を伸ばしたまま骨盤を前後させ歩く。

2.背筋をのばし、手を振る。

3.前後30歩ずつ歩く。

足を動かすというよりも、お尻で歩く感じでやってみましょう。

 

<骨盤の歪みをただすスクワット>

1.脚を肩幅よりも少し狭くひらいて立つ。腕は胸の前で交差します。

2.膝の間に丸めたタオルを挟んだ状態で、脚の内側を意識しながらスクワットをしていく。

 

※タオルが途中で落ちないように注意して下さいね。

 

脚の内側に力が入るのを実感できたらOK!!衰えがちな筋肉を取り戻す効果があるので1セット20回として毎日このスクワットを行うのをおすすめします。

 

近くにタオルがない時はそのままスクワットをしても問題ありません。難しければ、最初は10回を目標にしてやってみましょう。

 

<腰回しエクササイズで骨盤調整>

 

1.肩幅より少し広めに足を開く。

2.腰に手をあてて8の字を描くようにゆっくりと動かしていきます。

できるだけキレイに8を描くようなイメージで動かし背筋が曲がらないように意識して行うのがポイントです。

これを1セット20回行うようにします。

 

<骨盤の位置を正すストレッチ>

1.まずは仰向けに寝転がります

2.そのままの状態からゆっくりと膝を立てていき膝を上に突き出すような形でキープします。

肩と足の裏はしっかりと床についているので最初は辛いと感じる人もいるかもしれませんが一度開いてしまった骨盤を正しい位置に戻す効果があります。

イメージとしては腹筋を使うのではなく、骨盤を持ち上げるようなイメージで行うことです。

まとめ

 

どうでしたか?ご自宅でもできるストレッチやトレーニングもお伝えしました。

 

骨盤矯正のトレーニングをしたからと言ってすぐに効果が出るわけではなく、早い人で1ヶ月、通常なら3ヶ月から半年ぐらいの時間をかけて効果を実感する人がほとんどです。

 

そして実感したからといってすぐに止めてもいいわけではなく、良い状態を維持できるように続けていくのをお勧めしています。

 

なぜかというと、脳が矯正する前の悪い姿勢を良い姿勢と記憶しているからです。

 

骨盤矯正をして一時的に姿勢を改善しても、前の姿勢の記憶が消えない限り元に戻ろうとします。

 

当院でも産後のママ達の「キレイになりたい」「産前のズボンが履けるようになりたい」などのお悩みにお答えさせて頂いてます。

 

ただ骨盤を矯正するだけではなく、しっかりとトレーニングをして筋力もつけていきます。

 

気になる方は下のバナーからお気軽にお問合せ下さいね。