テニスをしている方必見!!辛い肘の痛み!すぐに実践できる対処法(予防法)

私たちの身体において可動させる回数の多い関節のひとつであるだけに、肘に痛みを感じれば、かなりのストレスを覚えてしまいます。

 

あまり大事にはならなさそうなため我慢し続ける人も少なくありませんが、ひどくなると日常生活に支障をきたすほどの痛みを伴う場合もあるため適切なケアを施しながら原因からの解消を目指しましょう。

 

 

1.こんな肘の痛みで悩んでいませんか

 

 

 

もし、肘に痛みを覚えているようであれば、下記のような症状に当てはまっていないかどうかチェックしてみてください。

 

  • 肘の外側、もしくは内側に痛みが出る
  • 物を持ち上げたり、掴んだりすると肘が痛む
  • 雑巾やタオルを絞るとき、肘の外側から前腕にかけて痛む
  • 腕をまっすぐに伸ばせない。伸ばそうとすると痛みを覚える
  • 腕を動かしていなければ、痛みが出ない

いくつか当てはまっているものがあれば、それはテニス肘である可能性が高いといえます。

 

 

それでは、テニス肘について詳しくお話していきますね!!

 

 

2.「テニス肘」とは?

 

 

テニス経験者の人であれば馴染みのある名前かもしれませんが、テニス肘とはテニスのストロークを繰り返した際に肘が痛くなるものです。

 

 

 

バックハンドストロークの動作で肘の外側が痛む症状と、フォアハンドストロークの動作で肘の内側が痛む症状とがあります。

 

テニスをしない限りはテニス肘と無縁なのではないかと考えるかもしれませんが、テニスをしなくてもテニス肘となってしまう場合があるのです。

 

え?どういうこと??ってなりますよね。

 

 

キーボードやスマホを長時間にわたって使用する場合、それに伴う一連の繰り返す動作が肘や腕の負担となってしまうためとされています。

 

 

年齢、性別から見れば、40代~50代の女性に多く見られる傾向にあります。

 

ご紹介した2種のテニス肘の正式名称は「上腕骨外側上顆炎」「上腕骨内側上顆炎」といい、テニス肘の正体は炎症なのです。

 

 

テニスをする人であればストロークの際に繰り返し生じる衝撃やテニスのしすぎ等のオーバーユースが原因となりがちですが、肘まわりや肩・手首の筋力不足と筋力柔軟性低下も原因とされています。

 

正しく打てていないことが原因ということもあります。

 

 

 

3.「テニス肘」かどうか、まずはチェックしてみましょう

 

現在の症状がテニス肘かどうか、セルフチェックするための3つの方法をご紹介します。

 

3-1 トムゼンテスト

 

 

1痛みが生じている腕をまっすぐにして台などの上に置きます。

2握りこぶしを作り、反対の手でそれを下へ曲げようとします。

3上記に反するかのように、握りこぶしを手の甲側へと上げようとします

4このとき、肘に痛みが生じるかどうかを確認します。

 

3-2 チェアテスト

 

1痛みを感じているほうの手で、椅子の背もたれの上部を掴みます

2そのまま持ち上げたとき、肘に痛みが出るかどうか確認します

 

3−3中指伸展テスト

 

1痛みが生じている腕をまっすぐにして台などの上に置きます。

2中指を伸ばし、反対の手でそれを下へ曲げようとします。

3上記に反するかのように、中指を手の甲側へと上げようとします

4このとき、肘に痛みが生じるかどうかを確認します。

 

 

いずれも簡単なチェック方法ですので、もし肘の痛みの正体について気になるようであれば試してみてください。

 

基本的に、上記のテストで痛みが生じればテニス肘の可能性が高いと考えられます。

 

4.もしも「テニス肘」だったら?処置や対処法は?

 

4-1 安静にする

 

テニス肘は、日頃から継続的に受ける衝撃や、繰り返される動作によって生じているため、それらによる影響を受けることのないように安静にしておきましょう。

 

しかし!!

 

 

この方法は現実的には不可能ですよね。

 

肘の関節は仕事や家事などで使わざるを得ないことが多いためであり、結果的に安静にできていないこととなってしまうためです。

 

 

4-2 アイシング

 

テニス肘は炎症が生じているのであり、冷やすのが正解です。

 

 

 

4-3 ストレッチ

 

以下に、テニス肘に効果的とされる簡単なストレッチ方法をご紹介いたします。

 

■手の甲のストレッチ

 

腕を肩の高さまで上げ、手の甲を前に向けて、指先を身体の方向へと引きます。

 

■手のひらのストレッチ

腕を肩の高さまで上げ、手のひらを前に向け、指先を身体の方向へと引きます。

 

 

 

 

もっと専門的なストレッチを知りたい場合には整骨院で相談してみるのがおススメです。

 

 

整骨院ではテニス肘をはじめとする身体の痛みについての施術を受けられるだけでなく、自宅に帰ってからのセルフケアの指導なども受けられますので、より効果的なストレッチ方法を知ることができます。

 

 

 

5.まとめ

 

 

テニス肘の痛みはかなり鋭く感じることもありますので、日常生活において大きなストレスとなります。

 

もし、テニス肘の症状に該当しているようであれば、できる限り安静にしつつ、アイシングとストレッチを試してみてください。

 

 

 

それでも症状が続くようであれば、整骨院へ足を運び、専門的な観点からのテニス肘解消を図ってみてはいかがでしょうか。

 

 

 

著者

 

和歌山スマイルはりきゅう整骨院

院長 野鹿瀬 靖識
柔道整復師、鍼灸師、交通事故専門士、JCCA(コアコンディショニング)トレーナー
整体からトレーニング、骨盤・姿勢の矯正や美容鍼灸までオールマイティに施術する整体歴14年のベテラン。

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