歩き方や運動不足でスネに痛みが⁈痛みの原因とセルフケアをご紹介します。

 

 

子供が突然、スネが痛いと泣きだすことがあります。これが成長痛であると考え、我慢するように言ってもなかなか改善されない場合、親も不安を抱えてしまうこととなります。

 

また、ランニングなどのスポーツに興じている大人であってもスネに痛みを覚えることが少なくありません。

 

今回は、スネの痛みと効果的なセルフケアについて取り上げていきたいと思います。

 

 

1.スネが痛くなる原因

 

 

子供が“スネが痛い”と訴えて困る親は少なくありません。

 

外見上、特に異変が見られないとき、成長痛であると決めつけてしまいがちですが、スネが痛くなる原因は他にもあります。スネの内側が痛い場合には、シンスプリントかもしれません。

 

 

 

 

また、日頃の歩き方が悪かったり、運動不足であったりしてもスネに痛みを覚えやすくなります。なかなか症状の改善が見られないようであれば、病院で診断を受けてみるようにしましょう。

 

 

2.シンスプリントとは?

 

 

スネの内側が痛ければ、シンスプリントかもしれません。

 

シンスプリントとはそれまで取り組んでいなかったスポーツを始めたばかりの人に起こりやすい症状であり、初心者病と呼ばれることもあります。

 

 

人によってはスネの外側に痛みが生じることもあるようですが、ほとんどが内側の痛みだと言われています。

 

シンスプリントの痛みを引き起こしている原因は「筋肉」にあります。スネの内側にはさまざまな筋肉がついていますが、それ

らは骨に直接ついているわけではなく、骨を包んでいる骨膜についています。

 

 

慣れない運動をすると筋肉がこの骨膜を引っ張ってしまうため、炎症を起こして痛みが生じます。

 

通常であれば骨膜を筋肉が引っ張ることもないのですが慣れない運動をすることで筋肉が硬くなってしまい、骨膜への影響を及ぼしてしまうのです。

 

これがシンスプリントの正体です!!!

 

 

3.今の痛みがシンスプリントかどうか見分ける方法

 

 

シンスプリントかどうか判断するための簡単なチェックポイントをご紹介していますので、症状と照らし合わせてみてください。多く当てはまるほど、シンスプリントを患っている可能性が高いといえます。

 

 

 

  • 安静にしているときは痛まない
  • 体重をかけた際、スネの内側が痛む
  • 特にスネの内側の下のほうを押すと痛む
  • 足首を上げたり、外へひねると痛みを感じる

いかがでしょうか??

それでは痛みを感じた場合、痛みを感じる方は以下を参考にケアしていきましょう!!

 

 

 

4.スネの筋肉のケア方法

 

 

スネに覚える痛みは、スネの内側にある筋肉が硬くなってしまっているためであることが多くあります。以下に、スネの内側の筋肉をケアする方法をご紹介していきますので、参考としてみてください。

 

4-1 シンスプリントの場合

 

シンスプリントは我慢しがちですが、そのまま練習を続けていれば疲労骨折を引き起こす可能性もありますので、しっかりと適切なケアが必要です。

 

上でご紹介したように、シンスプリントの原因はスネの内側にある筋肉が硬くなってしまっていることですので、そこを柔らかくするためのストレッチがおススメです。

 

■足の甲、スネの前の筋肉を伸ばす

・両手でバランスを取りながら、正座のように座ります。

・そのまま膝をできるだけ高く上げていきます。

・これを左右交互に30秒ずつ、3セットほどおこなってください。

 

 

■足首回し・足指曲げ伸ばし

 

・足を組むようにして、重ねた足と同じほうの手で足首をしっかり掴みます。

・反対の手の指が足の指のあいだに入れるようにして足先を掴みます

・どれくらい動くか確認するように大きく回しいってください

・上下20回ほど、足指を伸ばすように曲げていきます。

・時計回り・反時計回りにそれぞれ20回ほど、3セット繰り返します。

 

4-2 歩き方が悪い場合

 

運動していないにも関わらず、スネに痛みを感じてしまう原因の一つに歩き方の悪さがあります。ペタペタしながら歩いていると、足の筋肉がうまく働けない歩き方となり痛みが生じてしまいます。

 

 

例えば、坂道をくだったときなどにスネの痛みを感じたことは多くの人が経験されているのではないでしょうか。

 

もし、自分が足裏をペタペタしながら歩いている自覚のある場合には、かかとをつけてから足裏を接地させるよう意識してみましょう。これが本来の正しい歩き方なのです。

 

4-3 運動不足の場合

 

近年、運動不足による現代人の体力の衰えが問題視されています。スネの痛みも決して無関係ではありません。運動不足が続けば、当然に筋肉は衰えていきます。

 

 

この影響によって、周囲の筋肉へと悪影響が波及していくこともあり、脚であればスネに痛みが生じたりします。

 

 

5.まとめ

 

 

 

 

 

スネの痛みは立ち歩かなければならない私たちにとって、一歩ずつ苦痛を覚えさせるものです。症状が重くならないうちに、上記を参考としながら適切なケアを施してください。

 

 

シンスプリントをはじめとする症状の改善に心強い味方となってくれるのは整骨院です。整骨院はこれまでスネの痛みを訴える患者さんを多く見てきていますので、きっと効果的な施術やアドバイスを受けられます。

著者

 

和歌山スマイルはりきゅう整骨院

院長 野鹿瀬 靖識
柔道整復師、鍼灸師、交通事故専門士、JCCA(コアコンディショニング)トレーナー
整体からトレーニング、骨盤・姿勢の矯正や美容鍼灸までオールマイティに施術する整体歴14年のベテラン。

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