その歩き方が膝の痛みの原因に?!正し良い歩き方で膝の痛みを改善しよう!

どこかにぶつけたり、挫いたりなど、特に心当たりがなくても膝の痛みが生じることは少なくありません。

 

この場合、歩き方に原因があることが多いので、正しい歩き方を再確認して、自身の歩き方と比べてみましょう。

 

また、足の形状も膝の痛みに深い関係を持っています。

 

我慢しながら歩き続ければ、余計な負荷をかけながら関節に無理をさせてしまうこととなりますので、更に痛みが強くなってしまう可能性もあります。

 

確かな知識を得て適切なケアを心がけましょう。

 

1、あなたの足はどのタイプ?

 

歩いていると膝が痛む場合、歩き方に原因があることが多いのですが、その歩き方は足の形状によって変わることもあります。

 

靴を選ぶ際、履いてみないとわかりませんので、いくつか候補のものを履き比べるものです。

 

その理由は、自分にピッタリの靴を選ぶためであり、足を痛めないようにするためでもあります。

 

 

足の形状は、エジプト型、ギリシャ型、スクエア型という3種があります。

日本人の7割から8割はエジプト型であるといわれており、足の親指が一番長く、小指に向けて指が徐々に短くなっているのが特徴です。

 

ギリシャ型は人差し指が一番長いのが特徴であり、日本人の2割ほどが該当します。

最後に、スクエア型は親指から中指までが均一の長さであり、5%ほどの日本人がこの形状であるといわれています。

多さ 特徴
エジプト 日本人の7割から8割 足の親指が一番長く、小指に向けて指が徐々に短くなっているのが特徴
ギリシャ 日本人の2割ほど 人差し指が一番長いのが特徴
スクエア 日本人の5% 親指から中指までが均一の長さ

自分の足の形状がどのタイプであるのか把握できれば、ピッタリの靴を選びやすくなりますので、この機会に念入りに確認してみてはいかがでしょうか。

ピッタリの靴を選ぶことが、正しい歩き方を得るための近道です。

 

2、膝の痛みの人に多い足の特徴

 

本来、人体は衝撃を分散するようにできており、正しい歩き方をしていれば、膝に痛みが生じるはずがないのです。

 

上でも触れているように、歩き方と足裏の関係を突き詰めていけば、膝の痛みを生み出す両者の関係性についてご理解いただけることと思います。

考えてみてください。

 

私たちの身体を支えているのは足裏に他ならないのです!そして、2つの足で交互に地面を踏みしめるのですから、左右対象でなければ不安定が生じ、その負荷が膝にかかってしまうのです。

 

膝の痛みを訴えている人の足裏が外反母趾や浮き指、偏平足となっているケースが多いのも、上記の証といえます。

足裏に異常があれば、身体の支えが不安定となり、膝に前後左右、上下の歪みが生まれます。この結果、膝が強いられる負荷によって変形し、痛みを覚えるようになるのです。

 

また、耐震機能も失われ、膝へ伝わる衝撃が大きくなるのも膝の痛みが生じる原因となります。

 

3、膝の痛みの原因になる歩き方とは?

 

膝の痛みが生じやすい歩き方として挙げられるのは、かかとから着地するような歩き方です!皆さまもイメージしやすいと思いますが、どことなくアクティブな印象を受ける歩き方です。

 

 

しかし、その歩き方では足が地面に触れる瞬間、膝が伸びきってしまっているので、膝関節には気付かないうちに大きな衝撃が何度も繰り返されることとなります。

 

ちょっとした段差を飛び降りる際、皆さまはどのような着地の仕方をするでしょうか。

 

きっと、膝を適度に曲げるようにして、足裏全体で着地の衝撃を和らげようとすると思います。

以上より、かかとから着地するような歩き方は人間の身体の設計上、してはいけない歩き方であるといえます。

 

4、正しい歩き方で膝の痛みとサヨナラ

 

4-1正しい歩き方とは?

 

では、正しい歩き方とはどのようなものかといえば、足裏全体で着地するように歩く方法です。

 

これを実践するためのコツは、腰で歩くイメージを持つことです。腰を前に出していくように歩を進めることで。背筋もピンとしたまま歩けるようになりやすくなります。

 

 

更に加えるならば、天井や空から引っ張られているようなイメージを持つと、より良いでしょう。

 

4-2悪い歩き方の例

 

膝を伸ばして、歩幅を広く、つま先で蹴って、かかとで着地して、前に進む。このような歩き方がウォーキングの方法として伝わっています。

 

しかし、これらはすべて誤った情報であり、悪い歩き方なのです。

衝撃を強め、それがしっかりと膝に伝わるようにする歩き方が正しいウォーキングの方法であるはずがありません!

 

アクティブに見えるようであっても、自ら膝を壊すような歩き方を持ち上げているような媒体を目にするたび、首を捻らざるを得ないのが実際のところです。

 

5、まとめ

 

私たちの身体は本来、負荷がかからないように設計されています。

しかし、諸々の事情で歪みが生じたとしても、それに耐えられるように対応していこうとするのも身体の不思議に他なりません。

これまでご紹介したように、正しい歩き方を身につけても、足裏の形状次第ではなかなか膝の痛みから逃れられないことも想定されます。

 

そのようなときには、歪みの専門家である整体院を利用することがおススメです。

きっと、効果的な提案と施術が受けられるはずです。

 

 

著者

 

和歌山スマイルはりきゅう整骨院

院長 野鹿瀬 靖識
柔道整復師、鍼灸師、交通事故専門士、JCCA(コアコンディショニング)トレーナー
整体からトレーニング、骨盤・姿勢の矯正や美容鍼灸までオールマイティに施術する整体歴14年のベテラン。

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