整体の好転反応とは?施術後の体の変化と対処法を解説

整体でよく聞く「好転反応」|和歌山スマイル整体院

整体を受けた後に「体がだるい」「痛みが強くなった」「発熱した」などの症状が出ることがあります。これは「好転反応」と呼ばれ、身体が健康を取り戻す過程で一時的に現れる症状です。

好転反応とは?

整体を受けることで、滞っていたリンパや血流が改善し、老廃物が排出され始めます。その過程で、一時的に体調の変化が現れることがあります。これは、身体が回復している証拠とも言われています。

 

例:
– ヘルニア治療のために整体を受けた翌日に発熱や痛みが出る
– 姿勢矯正をした翌日に体がだるくなる

このような症状は通常2~3日で自然に回復します。

好転反応の種類と症状

①弛緩(しかん)反応

体の緊張がほぐれ、自律神経がバランスを取り戻す過程で現れます。
– 症状:倦怠感、疲労感、発熱
– 対処法:水分をしっかり摂り、アルコールやカフェインを控えましょう。

 

②過敏反応
慢性的な不調が改善する過程で、一時的に症状が悪化したように感じることがあります。
– 症状:体の痛み、かゆみ、汗をかく、炎症のような症状
– 対処法:無理をせず、十分な休息を取りましょう。

 

③排泄反応
デトックス効果により、体の老廃物が排出されやすくなります。
– 症状:吹き出物、発疹、尿の色が濃くなる、下痢
– 対処法:水分を多く摂り、体内の老廃物を流しましょう。

 

④回復反応
血流が改善し、新陳代謝が活発になることで起こります。
– 症状:発熱、吐き気、腹痛、倦怠感
– 対処法:体を横にして安静にしましょう。

好転反応の注意点

好転反応はすべての人に起こるわけではなく「個人差」があります。2~3日経っても症状が治らない場合や、症状が悪化した場合は、医療機関を受診しましょう。

*厚生労働省は好転反応に科学的根拠がないと明示しています。そのため、必要以上に不安にならず、慎重に様子を見ることが大切です。

 

好転反応と病気の見分け方

次のような場合は好転反応の可能性が高いです。

不調と同時に改善の兆しがある
例:「湿疹が出たが、便通が良くなった」「足の痛みはあるが、食欲が出てきた」

我慢できる程度の不快感
例:「軽い頭痛や下痢があるが、腹痛はほとんどない」「湿疹が出たが、痛みやかゆみがない」

 

*次のような場合は病気の可能性もあるため、医療機関へ相談してください。
– 症状が3日以上続く
– 痛みが強くなり、日常生活に支障をきたす
– 高熱や激しい頭痛がある

 

好転反応の注意点

– 水分をしっかり摂る(老廃物を排出しやすくする)
– 十分な休息を取る(体を安静にすることで回復を促す)
– 無理に症状を抑えようとしない(薬の使用は慎重に)

整体後に好転反応が出た場合は、体の自然なバランスに身を任せることが大切です。

 

好転反応と揉み返しの違い

好転反応 揉み返し
体が回復しているサイン 体への負担が大きくなったサイン
血流やリンパの流れが良くなることで起こる 強すぎる刺激で筋肉が損傷することで起こる
体がだるくなる、眠気、発熱 施術した箇所が痛む、コリが悪化する、頭痛

どちらか判断が難しい場合は、施術を受けた整体院に相談しましょう!

さいごに

好転反応は、「身体が本来の健康な状態へ戻る過程で起こるもの」です。

 

多くの場合、数日で症状は落ち着きます。しかし、症状が強すぎる場合や長引く場合は病気の可能性もあるため、慎重に様子を見ることが大切です。

 

和歌山スマイル整体院では、お客様一人ひとりの体調を丁寧にカウンセリングし、無理のない施術を行っています。整体後の不調が気になる方は、お気軽にご相談ください!

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