長引く不調は体からのサイン!女性に多い[自律神経]の症状とは

「最近、なんだか身体がダルイ」というお悩みを抱えておられる人も少なくないことでしょう。

 

しかし病院へ行っても原因不明とされ常備薬的なものを処方されただけで「様子をみてください」されてしまいます。

 

このような場合、自律神経失調症かもしれません。

以下に症状や原因、対処法などをご紹介しますので参考にしてみてください。

 

1,自律神経とは?まずは症状をチェック

 

自律神経失調症は、特に原因が思い当たらないのが特徴です。

 

しかし、様々な症状が表面化することにより、精神的に不安定となってしまうこともありますので、まったくケアしないというわけにもいきません。

 

 

 

【身体的症状】

 

慢性的な疲労、だるさ、めまい、偏頭痛、動悸、ほてり、

 

不眠、便秘、 下痢、微熱、耳鳴り、手足のしびれ、

 

口やのどの不快感、頻尿、残尿感、他

 

【精神的な症状】

 

 

イライラ、不安感、疎外感、落ち込み、やる気が出ない

 

ゆううつになる、感情の起伏が激しい、あせり

 

具体的な症状を上記してみましたがとても多いですよね。

 

どのような症状でも該当する”といってもいいくらいかもしれません。

 

 

2,ストレスで自律神経失調症に⁉

 

自律神経失調症を引き起こす要因としてストレスが大きな引き金となっているとされています。

ストレスには身体的なものと精神的なものの両方があります。

 

 

 

 

身体的ストレスとして挙げられる原因は生活リズムの乱れや生活環境の大きな変化があります。

 

どちらも身体が本来あるべき状態を保とうとしているところを邪魔していて自律神経を乱す結果となってしまいます。

 

精神的ストレスについては、個人差が大きく関わってきますが、不安や緊張などの「不快な気分」を生じるような場面が、日常生活で多くあるような場合に自律神経失調症となりやすいとされています。

 

3,他にもある!ホルモンバランスが乱れることで起こる症状

 

自律神経失調症は女性の方がなりやすいとされています。

 

その理由は女性ホルモンの働きです

 

 

自律神経のバランスを取るのは脳にある視床下部というところ。

 

脳の視床下部と呼ばれる部分が女性ホルモンをコントロールしているので

 

女性ホルモンの影響によって自律神経症状となりやすいのです。

 

 

 

女性の身体のコンディションを左右する女性ホルモンについての重要性についてはご理解いただけたかと思いますので、この機会にホルモンバランスの崩れによる症状も再確認してみたいと思います。

 

  • 生理不順
  • 生理痛
  • PMS(月経前症候群)
  • 不正出血
  • 不妊
  • 更年期障害

 

いずれも女性ならではの辛さを感じる症状として知られているものばかりですよね。

 

ホルモンバランスの乱れが疑われる場合は決して軽視することなく改善を目指していかなければなりません。

 

 

4,対処法と治療法

 

自律神経失調症においては生活習慣について工夫するだけでも改善効果が得られます

 

いくつか方法をご紹介しますのであなたも取り組めそうなものがあれば是非試してみてくださいね。

 

・たまには寄り道をしてみる

 

日々の生活でストレスを感じているのであれば、そこに変化を加えるための工夫がおススメです。

 

日々の日課に取り入れやすいことから寄り道がおススメです。

 

 

 

 

 

例えば仕事をしてまっすぐ帰るだけではオンとオフが区別しづらいですが、寄り道をしてみることでリラックスできます。

 

リラックスすることがオフの時間であり、自律神経を整えてくれます

 

・笑ったり、泣いたり、感情のままの行動をする

 

笑うことが自律神経に好ましい影響を与えることは医学的にも証明されています。

 

大笑いするのが苦手な場合には、作り笑いをするだけでも効果があるとされています。

 

 

 

 

泣くことも大切であるとされていますので、感情そのままの行動ができる場面では素直に感情に従ってみるのもおススメです。

 

・ウォーキングなどの運動をする

 

幸せホルモンと表現されることもある神経伝達物質のセロトニン。

 

このセロトニンには、自律神経のバランスを取る働きがあります。

 

 

 

セロトニンが大きく分泌されるにはウォーキングなどの有酸素運動が効果的であるとされています。

 

 

また激しい運動であっても身体を動かすことでストレスの発散につながります。

 

・ぬるめのお風呂に入る

 

入浴には健康促進のための様々な効能があるとされていますよね。

 

 

 

副交感神経を高めるためのおススメな入浴方法としては、40度ほどのお湯を張って30分くらい半身浴するものです。全身がしっかり温まりますので、是非お試しください。

 

・コーヒー、紅茶、緑茶は控えめに

 

自律神経失調症の人は日常的に交感神経が優位になっています。コーヒーや紅茶、緑茶に含まれているカフェインには交感神経を高める役割がありますので、あまり飲みすぎないようにしましょう。

 

簡単なツボ押しご紹介します!

 

◎今日のツボ◎

神門〈しんもん〉

 

手首の横じわの小指側の少しくぼんだ場所 気持ちいい程度の強さで30回程度押します

 

 

 

【湧泉】

足の裏の中央よりやや上、足の指を曲げた時にへこむところにあるツボ。

 

①両手の親指を重ねて「湧泉」にあてます。

②残りの指を足の甲に添えます。

③足先のほうに押し出すようにやや強めに押します!

 

【足三里】

ひざ下の窪みから指4本分下がった、向こうずねのすぐ外側にあるツボ。

 

①親指を「足三里」にあてます。

②残りの指をふくらはぎに添え、やや強めに押します。

 

※回数は20回をオススメしています。

 

 

 

ぜひ一度やってみてくださいね。

 

5,まとめ

 

自律神経失調症は現代病とも言われていますようにストレスをきっかけとして様々な症状を引き起こすものです。これまでご紹介したように、まずはストレスの解消に努めてみてください。

 

 

また、身体の症状を自律神経失調症であると自己診断することは危険ですので、なかなか改善しない症状があるのであれば、医療機関で受診してみましょう。

著者

 

和歌山スマイルはりきゅう整骨院

院長 野鹿瀬 靖識
柔道整復師、鍼灸師、交通事故専門士、JCCA(コアコンディショニング)トレーナー
整体からトレーニング、骨盤・姿勢の矯正や美容鍼灸までオールマイティに施術する整体歴14年のベテラン。

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