眠れない不安。病気やうつ病にもつながる不眠症であなたはどのタイプ?

身体は疲れているはずなのに、眠ろうと思ってもなかなか寝付けないことにお悩みの人も少なくありません。症状によっては、日中ずっと眠気を覚えてしまうような場合もあります。

 

不眠の原因を把握し正しいケア方法を知ることで、もっと快適な毎日を過ごしてみてはいかがでしょうか。

今回は、不眠の原因とその改善方法について取り上げていきたいと思います。

 

1、 不眠とは?

 

 

 

 

不眠とは読んで字のごとく、眠れないことを指します。

具体的な症状としては

☑️寝つきが悪い

☑️寝ている最中に目が覚める

☑️起床予定時刻よりかなり早く目が覚める

☑️眠りが浅くて眠った気がしない

といったものが挙げられます。この結果、日中に眠気を感じたり、集中力が殺がれてしまったり、身体から疲れが抜けていかないなどの弊害を被ることとなります。

 

信じられないかもしれませんが、これらの症状を引き起こす「不眠」に悩まされているのは日本人の約5人に1人と言われており、かなりの人数が不眠の症状で悩んでいるとされています。

 

年代別に見てみると、20代・30代で発症し、それ以降は年代を追うごとに増加していきます。

加えて、男性より女性の方が不眠で悩みがちであるとの統計があります。

2、 こんなことも??不眠になる4つの原因とは?!

 

 

不眠になる原因は大きく分けて4つあります。

 

2-1 環境要因

 

寝ようとしている場所が眠るのに好ましくない環境であることが原因となります。

例えば、寝室へ差し込む光の度合いや、外から聞こえてくる騒音などが挙げられますし、時差もこれに該当します。また、枕が合っていないなど寝具の不具合もこちらに含まれます。

 

2-2 身体要因

 

年齢や性別によるものを指します。具体的には高齢の女性ほど該当しやすくなっていきます。その他、疾病や外傷などによる痛みや、痒みも不眠の身体要因となります。

 

2-3 心因的要因

 

 

 

悩みやストレスを抱えていれば、なかなか眠りにつけないことは多くの人が経験済みなのではないでしょうか。

これらに加えて、眠ろうと強く思えば思うほど、眠れないケースもあります。学生時代に遠足前や受験前日に眠れなかった記憶がある人も少なくないでしょう。

 

2-4 生活習慣要因

アルコールやカフェインを摂取していれば、興奮状態となって眠れなくなることは多くあります。就寝前にタバコを吸えば、ニコチンが脳を刺激して覚醒させてしまうなど、生活習慣が人間の睡眠に与える影響は想像以上に大きいものなのです。

3、 あなたはどのタイプ?不眠の3つのタイプ

 

 

 

 

一言に不眠といっても、その症状によってタイプが分かれています。自分がどのタイプであるのか理解することは、そのケアのためにも必要な情報となってきますので、下記を参考にセルフチェックしてみてください。

 

 入眠困難タイプ

 

ベッドや布団に入ってから30分~1時間ほど眠れない場合には、このタイプに該当する可能性があります。

 

 中途覚醒タイプ

 

一旦、寝入ったにも関わらず、何度か目が覚めてしまう場合にはこのタイプとなります。身体要因によって引き起こされることが多いとされています。

 

 早朝覚醒タイプ

 

 

起きようと思っていた時刻より2時間以上も早く目が覚めてしまい、そのまま眠れない場合がこちらに該当します。心因的要因が大きく寄与するタイプといえます。

 

 

4、今日からできる不眠の改善方法

 

 

入眠困難タイプ

 

入眠困難タイプの場合には、自律神経の乱れと体内時計のズレが原因となっていることがほとんどです。

 

自律神経の乱れを解消するには、リラックスに深く関係する副交感神経のケアを心がける必要があります。睡眠前にストレッチやゆがみを整えることがおススメです。

 

自律神経を整え、ゆがみも整える整体

 

体内時計のズレは、生活リズムとその場で受ける光のコントロールが大切であり、朝・昼・晩についての意識をもっと深めていきましょう。

 

中途覚醒タイプ

 

中途覚醒タイプであれば、どうしてもトイレに起きてしまったり、ストレスで思わず目が覚めてしまったり、睡眠時無呼吸症候群によるものであったりしますが、いずれも年齢による体の変化とも関係してきます。

 

生活習慣を見直しつつ、自身の身体の年齢的な変化であることを理解しておけば、長期的に見た場合においても快眠を求めやすくなるでしょう。

 

早朝覚醒タイプ

 

 

最後に、早朝覚醒タイプの場合ですが、こちらも加齢による睡眠時間の減少が原因となりがちです。加えて、精神状態によっても引き起こされてしまいます。

 

目で感じる光のコントロールや、日中の運動量の見直しなどが有効な対策であるとされています。幸せホルモンと呼ばれるセロトニンを体内に取り込むよう意識してみましょう。

 

 

簡単にできるセルフケアをご紹介!!

 

 

最近寝不足やイライ身体がだるくなるのは身体にとっての危険信号です。しっかり身体を休めるためにも1分だけでもセルフケアしておきませんか?

今回はそんなあなたが体のだるさのない生活ができるために効果的なツボをご紹介します。

◎今日のツボ◎

【湧泉】

足の裏の中央よりやや上、足の指を曲げた時にへこむところにあるツボ。

①両手の親指を重ねて「湧泉」にあてます。

②残りの指を足の甲に添えます。

③足先のほうに押し出すようにやや強めに押します!

 

【足三里】

ひざ下の窪みから指4本分下がった、向こうずねのすぐ外側にあるツボ。

①親指を「足三里」にあてます。

②残りの指をふくらはぎに添え、やや強めに押します。

※回数は20回をオススメしています。

 

 

5、まとめ

 

 

 

睡眠とは、私たち人間にとって身体の機能を回復することのできる唯一の時間です。

 

つまり、不眠であることは想像以上に大きなデメリットを被ってしまうこととなります。これまでご紹介した不眠のタイプ別改善策にお目通しいただければ、リラックスすることがどれほど大切なのか感じていただけたのではないでしょうか

 

精神的なリラックスを図ることはもちろんですが、普段の生活の一部分にストレッチや体を整える習慣を取り入れることで身体的なリラックスも得られます。

 

不眠にお悩みであれば、是非、今日からお試しになってみてはいかがでしょうか。

 

 

著者

 

和歌山スマイルはりきゅう整骨院

院長 野鹿瀬 靖識
柔道整復師、鍼灸師、交通事故専門士、JCCA(コアコンディショニング)トレーナー
整体からトレーニング、骨盤・姿勢の矯正や美容鍼灸までオールマイティに施術する整体歴14年のベテラン。

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