ピリっとくる手首の痛み。その痛みの原因は腱鞘炎かも?原因と対応策もご紹介

手首が痛み、動きもぎこちないようであれば腱鞘炎かもしれません。

 

腱鞘炎になってしまうと普段の生活の中で手を使わないわけにもいかないので、我慢しつつ症状が緩和していくのを待つばかりとなりがちです。

今回は、そのような辛い腱鞘炎について原因と対応策を含めたご紹介をしてまいります。

 

 

 

1,腱鞘炎かどうかのチェック方法

 

 

手首に痛みを感じ、“腱鞘炎かもしれない・・”と思った場合に伊太んでいる場所の動きも硬くなっているため自覚しやすいものです。

 

まずは下記を参考としながら、腱鞘炎となっていうかどうかチェックしてみましょう。

 

 

 

 

 

起床後や仕事後など腕の挙げやすさに違い

 

1、両腕を体の前方へ床と平行になるように真っ直ぐ伸ばします。

手のひらを上へ向けます。

 

*このとき上に向けるための腕の動きに違和感を覚えたり、上に向けた手のひらの角度が左右の手で異なっていれば、肩周りをはじめとした「腕の疲労」が溜まってきている可能性があります。

 

2、手のひらを上に向けたまま、両手を握って、開いて、を1秒ごとに繰り返してみましょう。

*その際、下記に当てはまるような症状があれば、腱鞘炎である可能性が高いといえます。

 

  • 動きがぎこちなかったり、左右で動きが異なる
  • 指がまっすぐに伸ばせず、張りや痛みを覚える
  • 指からパキパキとした音が鳴る

手首を入念にチェックしたい場合

 

には以下のような方法があります。

 

1、チェックしたい側の親指を内側へ曲げて握りこぶしをつくります。

 

2、手首を小指のほうへと曲げてみます。

 

痛みが強まるようであれば、手首の腱鞘炎として知られるド・ケルバン病の疑いがあります

 

 

 

2,痛みの原因は?

 

結論からいえば腱鞘炎の原因は手や指の使い過ぎ、でもしくは手首に負荷のかかるような体のゆがみがあることです。

 

 

手先の動作は生活の中で欠かすことのできないもので力を入れ過ぎていたり、身体が許容する以上の頻度で動作を繰り返したりすればどうしても炎症が起きてしまいます。

 

 

この炎症が起きる場所が、手先を動かすための腱に生じるため、動かすたびに痛みを覚えたり、動作に違和感が出てくるのです。

 

しかし、同じ動作をしていても腱鞘炎になる人とならない人がいます。

 

なぜ!!!!

 

って思いませんか?

 

この個人差は持って生まれた体質的なところもあるのでしょうが、それ以上に普段の生活習慣が大きく影響しているとされています。

 

 

なぜなら腱鞘炎を訴えている人の多くが、肩や腰にも不調を覚えていることが多いためです。

 

 

 

 

肩や腰は身体全体の動作における中心となる個所であり、それらに不具合が生じていれば自然とかばうような動作をするようになります。

 

 

この結果、本来の動作ではないものを繰り返すこととなりますので、それぞれの個所の使い方にも影響を及ぼすことで腱鞘炎を引き起こす要因へとつながっていくとされています。

 

 

 

3,○○な人は腱鞘炎になりやすい

 

普段の生活において同じ動作を何度も繰り返す人は、腱鞘炎になりやすい傾向にあります。

 

例えばデスクワークが多い人、楽器を演奏する人、文字をたくさん書く人であったりと、手や指をよく使う人ほど腱鞘炎を引き起こしやすいといえます。

 

 

また、女性ホルモンの影響によって生じる場合もあり、更年期以降の女性や妊娠して出産を控えている人も腱鞘炎となりやすいとされています。

 

上記以外の場合には血液の循環に悪影響を及ぼす持病を持っている人が挙げられます。

 

 

糖尿病を患っていたり人工透析を受けていたり、リウマチを持っていたりすると手首の血管が滞りやすく炎症の治りも遅いために腱鞘炎を起こしやすくなると考えられています。

 

4,痛みが出た時の治し方

4-1 冷やす

炎症が生じているわけですから冷やすしてみましょう。より早く炎症が治まるよう、手首の痛みが出ない位置でひやすように心がけましょう。

 

 

 

4-2テーピング

 

 

上でもご紹介したよう、使い過ぎが原因となっているものの仕事などでどうしても患部を動かさなければならない場合があります。

 

そのようなときに便利なのがテーピングです。

 

 

テーピングによって患部の可動を制限できますので、いつもどおりに動かそうとしても患部の酷使を抑制することができるのです。

 

4-3診察してもらう

 

 

腱鞘炎を見てもらうには整骨院がオススメです。

 

 

 

 

整形外科など病院では湿布と痛み止めを処方されて終わりとなりがちですが整骨院であればストレッチをはじめとする積極的な治療が受けられるほか、日頃からのコンディションの改善策についても相談に乗ってもらうことができます。

 

 

整骨院の先生であれば腱鞘炎だけでなく腰や肩までを含めた総合的な視点より症状の根本改善のための提案をしてくれます

 

 

 

5,まとめ

 

 

腱鞘炎は職業病といわれることもありますが肩コリや腰痛なども併発している人が多いことを考えると、身体全体のバランスを見直しながらケアに努めていく必要があるといえるのではないでしょうか。

 

 

 

他の個所に特に目立った症状がなければ病院へは行きづらいかもしれませんが、整骨院であれば親切に対応してもらえますので、まずは気軽に整骨院へと声をかけてみましょう。

 

 

 

著者

 

和歌山スマイルはりきゅう整骨院

院長 野鹿瀬 靖識
柔道整復師、鍼灸師、交通事故専門士、JCCA(コアコンディショニング)トレーナー
整体からトレーニング、骨盤・姿勢の矯正や美容鍼灸までオールマイティに施術する整体歴14年のベテラン。

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