あなたの頭痛をチェック!こめかみ・後頭部の頭痛の場所別解消法

あなたの頭痛は頭のどのあたりに感じますか??

 

頭痛も発生する場所で原因が違ったり、種類も違ったりと様々です。今回はこめかみや後頭部に感じる頭痛についてお話していきます。

 

あなたの頭痛がどのような頭痛なのか。それをまずは簡単にチェックすることから始め、頭痛に対する不安を解消していきましょう。

 

頭痛の種類

 

・片頭痛

 

頭痛持ちの代名詞のようになっている「片頭痛」。左右どちらかのこめかみがズキンズキンと脈打つように痛み、月に何度も発作的に起こります

時には吐き気を伴うこともあります。

 

  • 20~50歳代の女性(多くは30歳までに発症)
  • 頭の片側のこめかみを中心に痛み、頭全体に痛みが広がる
  • 脈を打つのに合わせて痛むこともあり、頭を振ったり体を動かしたりすると痛みが強くなる
  • 痛みのピークに吐き気がしたり、吐いたりすることがある

 

・緊張型頭痛

 

緊張型頭痛というのは頭重感、頭を締め付けられる感じがする頭痛です。

肩や首の筋肉の緊張によって引き起こされる「緊張型頭痛」は、肩こり人口が多い日本人には最も起こりやすいタイプの頭痛です。

  • 後頭部から首筋にかけて痛む
  • 頭の上に石が乗ったような頭重感
  • 首や肩のこりを伴う
  • 首を回すとめまいがすることもある

 

・群発頭痛

 

群発頭痛というのは片頭痛や緊張型頭痛に比べて患者数も少なく、一般にはあまり知られていない頭痛ですが、眼の裏に激痛が走ります。

片頭痛と同じ様に眼の裏側にある血管が広がり、神経に触れる事で痛むとされています。

 

  • 1~2ヵ月間に集中してほぼ毎日起こる。
  • 痛みが15分から3時間続く。
  • 必ず頭の片側が痛む。
  • 目の奥がえぐられるような激痛。
  • 目の充血や涙、鼻水などを伴うことがある。
  • 痛くてじっとしていられない。
  • 動くと痛みが紛れる。
  • 耐え難い痛み。

・後頭神経痛

 

後頭部には後頭神経と呼ばれる神経があります。後頭神経痛はこの後頭神経が刺激されることで起こります。

原因は周辺の筋肉の緊張による部分が大きく、筋肉がパンパンに緊張した結果神経に触れて引き起こされています。

 

  • 肩こりや耳鳴りがする
  • 急に頭を動かした時にめまいを伴うこともある
  • 痛みがない時に頭皮にしびれ感や違和感を感じる事がある
  • 吐き気は伴わない

場所別の頭痛の原因

 

 

・こめかみの頭痛

 

まっさきに疑うのは片頭痛ではないでしょうか。

もし、こめかみ部分の血管が浮き出ているのなら、片頭痛の可能性が大です。

 

片頭痛は片方だけの時と、両方に出る時があります。首から頭の横側の筋膜や筋肉に影響を与えてしまう緊張型頭痛も考えられます。

 

2つの見分け方は、こめかみだけが痛いなら片頭痛・横側全体が痛いなら緊張型頭痛の可能性が高いです。

 

・頭の中

 

急性の脳血管問題を省くと片頭痛が疑われます。

慢性ではなく、急にきた頭痛の場合は脳血管障害の可能性がありますので必ず脳外科に行きましょう

 

長期的に出ている場合でも、併発の可能性がありますので痛み方に変化があった場合は脳外科に行ってください。

 

 

・目の奥

 

 

群発性頭痛の特徴です。片側にしか出ません。

痛みが重だるい、きつくない場合は目周辺の筋肉の緊張によるものかもしれません。

 

こめかみでも色々あります。右側や左側、両側とパターンがいくつかありますのでそれぞれのパターンについてもお話していきますね。

 

 

こめかみの右側が痛い場合

 

【片頭痛】

右のこめかみに痛みを感じる際は片頭痛が最も可能性の高い原因です。

 

一般的には、片頭痛と言う名前の通りですが、両側に痛みを伴うことがあります。

 

 

【緊張型頭痛】

緊張型頭痛は首筋や肩や首の筋肉が緊張して血行不良となっております。この場合、頭全体が締め付けられることがありますが、右のこめかみだけに痛みが集中することもあります。

 

【眼精疲労による痛み】

長時間のパソコンやスマートフォンの操作により、目を酷使し眼精疲労につながります。

目に疲れがたまると、目の周りの筋肉が緊張し血液の流れが悪くなり頭痛が生じてしまいます。

 

【副鼻腔炎(蓄膿症)】

鼻づまりが影響して、右のこめかみに痛みが生じることがあります。

こめかみの左側が痛い場合

左側のこめかみの痛みには、ズキズキとした痛み・しめつけられる痛みなどの様々なタイプがあります。

 

【片頭痛と緊張型頭痛】

こめかみがしめつけられる痛みの頭痛は緊張型頭痛に分類され「緊張型頭痛」とは過度なストレスや姿勢が悪く体のゆがみにより起こります。

 

【蓄膿症/副鼻腔炎】

花粉症を発症するとこめかみや眉間に違和感が出ることもあります。

これらの症状で起きる頭痛は副鼻腔炎とよばれる「蓄膿症」を合併している可能性があります。

 

【脳梗塞】

脳にある血管が何らかの原因で詰まりを起こします。激しい頭痛を引き起こし、症状が悪化するとろれつが回らない・まひ・しびれを引き起こしたりするのが、「脳梗塞」の特徴です。

 

 

頭痛解消に効果的な対策をご紹介!

 

頭痛改善のための背中のストレッチ!

実は肩甲骨が動かない・動きが悪い事によって姿勢が悪くなりそれが、首の筋肉の緊張に繋がって頭痛となり出てくるんです…

なので今回は原因になる肩甲骨のストレッチをして頭痛を改善する方法をお伝えしたいと思います。

 

 

 

①背筋をピンとして立ちます(座ってもOK)

②前にならえをして指を組みます

③5秒間息を吐きながら腕は前に伸ばし、お腹は後ろ側にへこましていきます

 

★肩の力は抜いて、力まず伸ばしていきましょう

 

④息を吸いながら元の状態(②の状態)まで戻します。

⑤これを繰り返します

 

 

簡単にできるストレッチ

 

 

 

首の筋肉が緊張していると、頭痛を引き起こすんです!!

今回はそんな頭痛に効果的な首のストレッチをご紹介します。

①両腕を体の横に垂らした状態で両足を腰幅に開いて立ちます

 

★背筋はピシっと!背中が丸まらないように注意!

 

②両手を体の後ろにまわし、右手で左手首を握ります

③右手を使い左腕を右側に軽く伸ばしていきます時に右耳を右肩へと少し近づけいくように、首を右側へ倒していきます(30秒間をキープ)

 

★無理に力を入れないように注意!痛みが出ない程度で

 

④反対も同じように行っていきます

 

立ったまま出来るこの首のストレッチはどこでも行え、首の側面から肩までを深くストレッチしていける方法なので頭痛でお困りの方は是非してみて下さい。

 

 

目の疲れからくる頭痛のためのツボ【太陽】

 

PC、スマホを使い、目が疲れて頭痛がある人はいませんか?

今回はたった3分で簡単にできるツボの押し方をご紹介します。

 

 

 

【太陽】(たいよう)

このツボは目の疲れにも効果的です。

~場所~

左右のこめかみ、骨のくぼみのところにあります。

 

~方法~

 

1、両手の親指か人差し指、押しやすい方を左右のこめかみ、骨のくぼみのところに当てます。

2、ゆっくり力を加えていきます。

POINT 強く押しすぎず、気持ちいいと感じる強さで押しましょう

3、20秒押していきます。押したら力を緩めてもう一度同じように20秒押していきます。

これを5回繰り返します。

 

ぜひ1度試してみてくださいね!

 

たった1分でできる簡単なツボの押し方

 

をご紹介します。

 

 

 

【印堂】(いんどう)

このツボは目の疲れにも効果的です。

~場所~

左右の眉毛の真ん中にあります。

 

~方法~

1、左右どちらかの親指の腹を左右の眉毛の真ん中に当てます

2、ゆっくり力を加えて、やや強めで押します

POINT 押すときに強くなりすぎないようにしましょう

3、10秒押して力を抜き、もう一度同じように10秒押していきます。

これを5回繰り返します。

 

ぜひ1度やってみて下さいね。

 

 

まとめ

 

こめかみや後頭部の頭痛についてお話してきました。頭痛とひとくくりにしても場所や症状でも違うものです。

頭痛だから薬を飲んでいたらいつか治るだろうと考えるのではなく、きっちりカラダを良くするために適切な対応をしていきましょう。

 

 

少しでも頭痛を良くしたい方は病院や整体などの治療院に行き専門家に相談されることをオススメします。

 

 

著者

 

和歌山スマイルはりきゅう整骨院

院長 野鹿瀬 靖識
柔道整復師、鍼灸師、交通事故専門士、JCCA(コアコンディショニング)トレーナー
整体からトレーニング、骨盤・姿勢の矯正や美容鍼灸までオールマイティに施術する整体歴14年のベテラン。

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☎ 073-461-5088

 

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