交通事故むち打ちやケガをした後の体の急な痛みをケアする方法!!

交通事故外傷 むちうち治療につよい姿勢改善 和歌山スマイルはりきゅう整骨院です!交通事故に遭ってしまってから痛みが後になって出てくることもよくあります。

でもすぐに病院や整骨院に行く時間なんてないという方もおられると思います。

本日は交通事故の衝撃による身体の痛み(むちうちなど)を自分でケアする方法をお教えしますね〜(*^_^*)

 

1、痛みが出たらしてほしいこと

 

事故などに関わらず、痛みが出だした時はどうしたらいいのかご存知ですか?それは『冷やす』こと つまり『アイシング』です!!「温めたんやけどー」や「湿布を貼ったよー」というようなお声をよくお聞きします。

 

間違いではないのですが、一番は冷やすことです!!どうして冷やすのが良いかというと痛みの出始めは‘‘炎症‘‘と言ってその部分が熱を持っている状態です。

 

この状態を放置すれば治りは遅くなり、それどころか関節の変形やパフォーマンス低下にもつながります。 ではケガ以外の痛みではどうでしょうか。

腰・首・肩・膝といった一般的に疲労が蓄積しやすい箇所は痛くなることが多く『肩こり』『腰痛』というフレーズでおなじみの場所ですね。

 

湿布はひんやりとしますが「冷やす」という効果は少なく、温めてしまうと逆に悪化させたりします

↑↑↑を考えると『アイシング』が一番です!氷です!*保冷剤などを使用するのはやめてくださいね(*´∀`*)

アイシングは痛みが出だして48時間が勝負!2日間はアイシングを徹底して下さい。

 

そのあとは「温める」や「湿布を貼る」など血流を良くすることがさらに回復を早めます(*^^)v

 

アイシングによる効果とは??

  1. アイシングした患部(主に皮膚表面)の温度を低下させる。
  2. 細胞の新陳代謝を低下させる。アイシングはケガの応急処置にも用いられるが、冷却によって血流と組織レベルでの代謝が低下するため、ダメージを受けた組織の二次的な低酸素症を抑制することができるからである。
  3. 局所の炎症が軽減する(腫張〈しゅちょう〉の抑制)。
  4. 痛みを和らげる(神経の伝達速度を低下させる)。
  5. 血液循環への影響。
  6. 筋肉の緊張を和らげるリラクゼーション効果。

アイシングに必要道具とは??

では一般的に行われているアイシング方法を確認してみましょう。病院や整形外科といった医療機関ではどのように行われるのか、また整骨院や整体で行われるアイシング法とは??

 

氷、コールドパック、冷湿布、コールドスプレーとだいたい4つに分けられます。冷却法は様々な分野で研究も進んでいますが、アイシングの効果効能は未だ不透明な部分が強いようですね。

 

各アイシング方法についての解説を問題点を含めて解かりやすくお伝えいたします。

氷でアイシング

氷を使用したアイシングは最も冷却力があり効果的です。しかし、製氷機や冷凍庫から出したばかりの氷には霜が付いています。

 

霜はマイナスエネルギーが強く、霜の付いた氷を直接、手で持つと氷が手にくっついてしまいます。

これは霜焼けの状態です。もちろん長時間、手で触れ続けていれば凍傷を起こす危険性がありますので、大変注意しなくてはいけませんが霜さえ取り除けばマイナスの温度(0℃以下)になることは決してありません。

 

そのため非常に安全、かつ効率よくアイシングをすることが出来ます。

コールドパックでアイシング

今回はジェルタイプの袋を総称してコールドパックとして説明しますね。コールドパックは冷却力が強すぎたり、弱すぎたりとお勧めできません

・保冷材

ケーキ屋さんや生鮮食品店で付いてくる保冷材を使う方は意外と多いです。夏は保冷材をタオルで包んで首に当てている方もいます。

 

信じられないかもしれませんが実は保冷材というのは蓄冷作用(マイナスエネルギー)が強いため、保冷材を体に直接くっつけておくと、凍傷や霜焼けを起こす可能性がグッと高まるため使用方法には十分注意が必要です

**和歌山スマイルはりきゅう整骨院ではお勧めしていません。使用はくれぐれもお控えください。

ジェルタイプの物でのアイシング

コールドパックに似たもので『冷え●た』といった冷やす道具が市販されていますが、アイシング効果は非常に少ないです。

 

それどころか1つのジェルタイプを体に当て続けても、すぐ温くなってしまいアイシング効果は得られません。

ジェルタイプはよく風邪を引いたときに使用される方がいますが、数分もすれば冷たさは失われて冷却素材としての役割が無くなることを実感すると思います。

冷湿布でのアイシング

冷湿布は冷やすと聞いてイメージしやすい素材ではないでしょうか。冷湿布にアイシング効果はありません。そもそもアイシングとは身体(物体)を冷やす目的で行われます。

 

わかりやすくお伝えしますとでは、冷湿布で缶ビールやジュースが冷やせますでしょうか?実際に患者さんへこの質問をすると、全員が笑って「冷やせないでしょ」と答えられます。

当たり前だろー!と言われたこともあります笑。それが答えです。

コールドスプレーによるアイシング

空冷作用によるアイシング効果を狙ったもので、スポーツ選手が登場するなど多くのメーカーで市販されているものです。

しかし残念ながらこちらもアイシング効果はありません。使用してみると解かりますが、噴きかけると皮ふ表面にある毛が凍ったり、白くなることがあります。

コールドスプレーは5cm離れると-10℃の表面温度になると云われています。

非常に強い冷気を噴きかけることで、皮ふ表面から出る蒸発した水や汗が瞬間的に凍った現象なので皮ふ表面がヒヤッとするだけえでありもっと根本的なことを言ってしまえば、湿布同様に皮ふ表面が冷たくなったところで炎症部位は関節や筋肉です。

患部の炎症は皮ふよりももっと深い場所にあります。要するに皮膚が冷えたところで炎症部位の熱が奪われなければ、意味が無いですよね。。。

アイシングの簡単なやり方

用意するもの

氷のう(アイシングのバッグ)を用意

まず事前に用意するものは3つ

  1. 氷と水を入れる物

運動選手なら氷のうをイメージしやすく、風邪を引いたときなら水枕がイメージしやすいかもしれないですね。

*ビニール袋やジップロックでは、万が一水漏れを起こすと衣類や体が濡れてしまいます。

 

アイシング慣れしていない方は氷水を入れる市販の物を用意された方が安全に行えますのでお勧めです。

今回は氷のうを使います。

さぁ、実践です!!

<やり方>

①氷と水を入れる

製氷機や冷凍庫から出した氷には霜が付いているのでそのまま皮膚に当てると霜焼けや凍傷を起こす可能性があるため、必ず水で霜を洗い流してください。霜はサッと水をかけるだけで取れます。

②余分な空気を抜く

氷と水を入れた際、氷のうの中には空気も一緒に入った状態です。

このまま密封すると空気量が多くて、水風船のようになってしまって皮膚に密着せず冷却効果も落ちますので必ず氷のうの中にある余分な空気を抜いてください。

③ 氷のうの口の部分を細くし、氷水の入った袋を圧縮し余分な空気は外へ出す

④しっかり空気が抜けた段階でふたを閉めます。

*空気抜きは必須!必ずやりましょう。

細かいコツですが、これが出来るかどうかで治療効果が大きく変わってきますので必ず行われて下さい♪

 

アイシングを行う場合の注意点

アイシングで凍傷にならない為注意すること/

  1. 保冷剤は凍傷になりやすく温度が低くなりすぎているため絶対使用しない
  2. 冷凍庫から取り出した氷、アイシング剤は、温度が非常に下がっている為、氷は 一度水に通す事、アイシング剤は直接皮膚に当てないようにする。
  3. コールドスプレーは近い距離での使用は凍傷をおこしやすいので注意。
  4. 先天的に寒冷刺激に弱く一般的なアイシングができない方 (アレルギ反応、レイノ-現象、末梢血管縮小に注意)は医師と相談して下さい。

痛みの出始めは「冷やす」ことを心がけてみて!!

症状として痛みが出た時、とくに腰痛などは「温める」という考えの方が多いように感じます。しかし大事なのこと。痛みの出始めは『冷やす』!!これは絶対に覚えといてくださいね(^^)/

これからも、定期的に交通事故に遭ってしまった時の対応の仕方や痛みを抑える 改善する方法などをお伝えしていきます!(^^)!

 

 

 

著者

 

和歌山スマイルはりきゅう整骨院

院長 野鹿瀬 靖識
柔道整復師、鍼灸師、交通事故専門士、JCCA(コアコンディショニング)トレーナー
整体からトレーニング、骨盤・姿勢の矯正や美容鍼灸までオールマイティに施術する整体歴14年のベテラン。

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