頭痛が出てくる場所を知るとわかる!こわい頭痛危ない頭痛

デスクワークをされる方であれば一度は頭痛で悩んだ経験もあるのではないでしょうか?

 

頭痛というものは集中力を奪ってしまったり、ストレスを溜めてしまったりと色々な弊害があります。

今回はそんな頭痛を場所別でどのような痛みがあるかなどをご紹介していきたいと思います。

 

種類別の原因と症状

 

緊張型頭痛とは肩こりがひどくて、頭痛もズキズキするのは頭痛の約7割を占める緊張型頭痛です。

 

頭痛には慢性頭痛である「片頭痛」や「群発頭痛」など、 さまざまな種類があり、痛みの程度もそれぞれ。

そんな頭痛の中で、最も多くの割合を占めるのが緊張型頭痛です

 

頭痛の約7割を占める「緊張型頭痛」

 

緊張型頭痛は、肩や首の筋肉の緊張から引き起こされる頭痛。

肩こりが見られ、頭の後ろから頭頂部あたりがズキズキ。

 

 

 

症状は「ヘルメットをかぶったような圧迫感」「はちまきで 締め付けられるようなギューっとした痛み」を感じるような頭痛が持続的にあります。

 

症状が悪化していくと稀に発症していた頭痛が、 頻繁に発症するようになり、その後は慢性的な頭痛になってしまうことも。

 

ズキズキする片頭痛

 

片頭痛とは血管が拡張することでズキズキとした拍動性の痛みが生じるます。

 

主にこめかみから目のあたりの片側あるいは両側がズキンズキンと激しく痛む症状が現れ、吐き気を伴うこともあります。

 

また、頭痛の最中に体を動かすなどして頭の位置を変えると痛みが悪化するのも片頭痛特有の症状です。

 

 

片頭痛の特徴としては痛みが起きると、光や音、においに敏感になります。

 

女性ホルモンと関連があるため女性に多く、20~40代女性に起こりやすい頭痛とも言われています。

 

片頭痛の予兆・前兆として胃が気持ち悪い、空腹を感じる、眠気、むくみ、キラキラした光が見えたり、ものがだぶって見えたりすることがあります。

 

頭痛のレベルがちょっと違う群発頭痛

 

群発頭痛は頭痛や顔面痛の中でも痛みの程度の強いもののひとつです。

 

あまりの痛みに自殺を考える患者さんもいてるほどで、三叉神経痛(顔の神経痛)と間違って診断されることもあります。

 

中には脳腫瘍や脳出血を心配する患者さんもいますが、この病気が命とりになることはありません。

 

命に関わる危ない頭痛

 

脳などの病気で起こる二次性の「こわい頭痛」の代表格が、くも膜下出血です。

 

「今まで経験したことがない突然の激しい頭痛」で、意識を失うことも。

 

 

ガーンとする衝撃感、気が遠くなりめまい感などの異変が、いきなり起こることが特徴です。

 

くも膜下出血の多くは、脳動脈瘤という血管のコブが破裂することで起こります。

当初は風邪と考えられたものが実はくも膜下出血であったと言うこともありえるため、突然の頭痛を自覚したときは、脳外科のある病院に救急受診するのが良いです。

 

頭痛に手足のシビレやマヒ、眼の見えにくさ、けいれんなどの神経症状を伴うときは、CTあるいはMRI検査がおこなわれます。

 

 

一次性の「こわくない頭痛」と二次性の「こわい頭痛」とを見分ける注意点

 

⬛︎突然の頭痛、今まで経験したことがない頭痛

⬛︎いつもと様子の異なる頭痛

⬛︎日に日に頻度と程度が増していく頭痛

⬛︎今までは頭痛などなかったのに、50歳を過ぎて初めて起こった頭痛

⬛︎シビレ・マヒなどの神経症状を伴う頭痛

⬛︎癌などの病気を持っている方の頭痛

⬛︎精神状態の変調を伴う頭痛

⬛︎発熱・嘔吐などを伴う頭痛

 

場所で頭痛は実は違う!

 

後頭部の痛み(頭痛)がある場合の考えられる病気

 

後頭部の痛みがある場合、原因として考えられる病気いくつかあります。

 

■ 筋緊張性頭痛(緊張性頭痛、緊張型頭痛とも呼ぶ)

■ 片頭痛(偏頭痛とも呼ぶ)

■ 後頭神経痛、頭部帯状疱疹

■ 髄膜炎

■ くも膜下出血、脳出血

■ 椎骨動脈解離、椎骨脳底動脈循環不全症

 

左右のこめかみのどちらかが急に痛む頭痛に注意

 

左のこめかみ

 

左側のこめかみの痛みには、ズキズキとした痛みや、しめつけられる痛みなどの様々なタイプがあります。左のこめかみが痛む時の症状は以下のようなものがあります。

 

【片頭痛と緊張型頭痛】

【蓄膿症/副鼻腔炎】

【脳梗塞】

【群発頭痛】

 

 

右のこめかみ

 

頭痛を伴う右側のこめかみのみが痛い場合、以下のような疾患が考えられます。

 

【片頭痛】

【緊張型頭痛】

【眼精疲労による痛み】

【副鼻腔炎(蓄膿症)】

いずれの場合にも、痛みを感じたら、まずは血管拡張を抑えることからゆっくりその部分を冷やしてみることをオススメします。

 

左右両方のこめかみ

 

こめかみが痛くなる頭痛でズキズキ・ドキドキ・ドクンドクンと心臓の鼓動と一緒に悪くなるような頭痛の場合、最も考えられるのは片頭痛です。

片頭痛はその名の通り、通常頭の片側に生じますが両側が痛くなることもあります

 

他に両方のこめかみが痛くなる頭痛

脳出血・脳梗塞

高血圧

糖尿病

高脂血症

 

前(眼の奥)

 

眼精疲労

ドライアイ

副鼻腔炎

 

 

どの部分にも言えることですが、頭痛といっても症状が様々です。

その中でも筋肉や関節のゆがみによることが出てくる症状が多いので「実はそんなところが原因!?」ということも。。。

 

私の経験上、頭蓋骨のゆがみによるものは片頭痛や筋緊張型頭痛、目やおでこ周辺のゆがみによるものは前頭部の頭痛が多いです。

 

これらをすぐに解決・解消されたい方は整体院に行かれて治療されるのも良いと思います。

 

頭痛はこれで解消!頭痛解消できるホームケア

 

片頭痛

 

血管がパンパンに拡張し過ぎていることが原因なので、血管を冷やし収縮させることが効果的ですね。

 

痛い部分を冷たいタオルで冷やし、お風呂も長く浸かり過ぎないようにしてみましょう。

 

また、暗いところで静かに休むことでも改善します。

 

筋緊張性頭痛

 

筋肉の疲れから起こる頭痛なので、血流を良くするために痛いところを温めたり、お風呂でリラックスしたりすることが効果的です。

 

また長時間同じ姿勢をとったりパソコンやモニター画面を見続けたりしないようにして、適宜休憩をとりストレッチなどで体を動かすようにしましょう。

 

頭痛でお悩みの方へ!簡単にできる簡単ツボ押しセルフケア!【頭維】

 

今回は短時間で簡単にできるツボの押し方をご紹介します。

 

 

 

【頭維】(ずい)

片頭痛や頭重感(頭が重だるい感じ)に効果的です。

 

~場所~

前髪の生え際から斜め上1センチのところにあります

 

~方法~

1、両手の人差し指を前髪の生え際から斜め上1センチのところに当てます。

 

2、ゆっくり力を加えていきます。

POINT 強く押しすぎないようにしましょう

 

3、10秒押して力を抜き、もう一度同じように10秒力を加えていきます。

これを5回繰り返していきます。

 

今すぐ使える!頭痛に効果的なストレッチ

 

 

 

頭痛で多いのは肩・首のコリ緊張から来るものが多いと言われています

今日は簡単!頭痛に効果的なストレッチをご紹介します!

 

ご紹介するストレッチはこの3つ!

(首の前面・側面・後面のストレッチ)

 

~首の側面のストレッチ~

①『頭を右肩』につけるように倒します。(10〜20秒キープ)

★頭が肩につかなくてもOK(無理しないように)

 

②反対側も同じように伸ばします。

★これを左右2セット

 

~首の後ろ側のストレッチ~

①背筋をピンと伸ばして立ちます(座ってもOK)

 

②おへそを覗き込むように頭だけをゆっくりと前に倒します(10〜20秒キープ)

★首の後ろを伸ばすことを意識する

★手で軽く頭を後ろから押さえてもOK

 

③元の位置に戻す

★これを2セット

 

~首の前側のストレッチ~

①『口を閉じて』顎をゆっくり上に上げていきます(10〜20秒キープ)

★顎から喉の筋肉を意識してゆっくりと伸ばしていく

 

②元の位置に戻す

★これを左右2セット

 

ぜひ実践してみてくださいね!!

 

まとめ

 

頭痛は痛さや痛み方も様々です。頭痛を解消したい!という方はまずは頭痛薬を飲んで生活されていると思います。

しかし、頭痛薬は対処するものであって頭痛薬では原因を改善することはできません。

だからこそ、原因を改善していくための方法を行っていただくことをオススメします。

 

今回ご紹介させていただいたストレッチやツボは効果的で薬とは違い、原因に対して効果的な対処方法になります。

 

今より頭痛のない、頭痛薬のいらない快適な生活を手に入れていきましょう!!

著者

 

和歌山スマイルはりきゅう整骨院

院長 野鹿瀬 靖識
柔道整復師、鍼灸師、交通事故専門士、JCCA(コアコンディショニング)トレーナー
整体からトレーニング、骨盤・姿勢の矯正や美容鍼灸までオールマイティに施術する整体歴14年のベテラン。

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