頭痛と首・肩こりの改善事例:つらい目の痛みも解消!

肩こりや頭痛で悩む方へ

「天気が悪くなると頭痛がひどい」「首や肩がこって目の奥まで痛くなる」「薬を飲んでも効かない」。そんな症状でお悩みの方は少なくありません。今回は、長年の肩こりと頭痛に苦しみ、薬や自己ケアでも改善しなかった方が、整体や鍼灸施術を通じて症状を克服した事例をご紹介します。

 

症例報告:41歳女性の頭痛・肩こり改善事例

来院までの経緯から検査

患者プロフィール
41歳女性

主訴

  1.  頭痛、首や肩のこり、目の周りの痛み
  2.  季節や天候により頭痛が悪化
  3.  市販薬(ボルタレン)も効かない状態

 

これまでの対処法
入浴やストレッチ、湿布を試みるも一時的に軽減するだけで根本的な解消には至らなかった。「肩こりからくる頭痛や目の疲れをなんとかしたい」という希望で来院されました。

 

症状の原因と検査結果

1.背骨の歪み
背骨の中でも胸椎という胸の高さにある背骨が2段階目の歪みを生じていました。
胸椎は回旋という捻る動作に主に関与しますが背中が丸めてしまうきっかけにもなります。

 

2.首・肩周辺の筋肉の過緊張
特に首や肩甲骨周辺の筋肉(僧帽筋や肩甲挙筋)が硬直しており、血流が悪化。これが慢性的な肩こりや頭痛を引き起こしていました。

 

3.自律神経の乱れ
気圧の変化や天候が症状を悪化させる背景には、自律神経の乱れがあり、無意識的な身体の緊張が続きリラックスしづらい状態でした。

 

4. 姿勢の歪み
デスクワークによる前傾姿勢が首や肩の負担を増大させ、目の奥の痛みを引き起こしていました。

 

施術内容と改善の経過

初回施術

1. 首や肩周辺の筋肉の緩和
筋膜リリースを用いて、僧帽筋や肩甲挙筋、胸鎖乳突筋の緊張を緩和。これにより血流が改善し、首や肩の可動域が広がりました。

2. 自律神経の調整
頭痛を軽減するためにも頸部から脳脊髄液の循環に関係するツボ(天柱、風池、百会)や背中のツボ(膈兪、心兪)を刺さない鍼で刺激しました。これにより自律神経の働きを整えます。

3. セルフケアの指導
患者様の生活習慣に合わせ、簡単な首のストレッチや深呼吸法を指導しました。

 

 

2回目以降の経過

2〜4回目
症状は脳が記憶している場合があるので右肩上がりに良くなるというよりは「階段状」に良くなります。

目の奥の痛みを和らげるため、目周辺の筋肉(眼輪筋)を手技で緩めました(眼精疲労へのアプローチ)。また、頭部のツボ(攅竹、太陽)を刺激し、眼精疲労を軽減しました。

肩や首のこりが緩和し、「目の奥の痛みが楽になった」との報告がありました。

5回目〜(約1か月後)
天候による頭痛の頻度も減少。慢性的だった頭痛がほぼ解消。「首や肩が軽くなり、頭痛を忘れる時間が増えた」と喜ばれました。

 

なぜ筋膜リリースやツボ刺激で改善したのか?

1.血流改善による筋緊張の緩和
筋膜リリースで首や肩周りの血流が改善し、筋肉の緊張が緩んだことで痛みやこりが軽減しました。

 

2.自律神経の調整
頭痛は肩が凝っているから起きるという一般的なものだけでなく「自律神経の乱れ」でも起きています。

鍼によるツボ刺激で交感神経の緊張を緩め、リラックス状態を促進。これにより患者さんが考えられている「気圧の変化による頭痛」も和らぎました。

 

3. 目の疲れの軽減
目周辺の緊張を直接緩める施術が、眼精疲労の解消と頭痛の軽減に効果を発揮しました。

 

さいごに

肩こりや頭痛に悩む方へ:早めのケアで快適な毎日を!

肩こりや頭痛は放置すると慢性化し、薬や湿布では改善しにくくなる場合もあります。しかし、適切な施術を受けることで根本的な改善が期待できます。

 

頭痛や肩こり、眼精疲労でお悩みの方、専門的な施術をお試しください。お気軽にお問い合わせください!

 

「薬が効かない」「季節の変わり目や天候で頭痛がひどい」という方は、ぜひ一度ご相談ください。早めのケアで症状を解消し、快適な日常を取り戻しましょう!

 


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