症例報告:39歳男性・繰り返すぎっくり腰と全身の痛みの改善事例

患者様の背景
• 年齢・性別: 39歳・男性
• 主訴: 繰り返すぎっくり腰、腰から膝にかけての痛み、首や肩甲骨の痛み
• 症状の特徴:
• ぎっくり腰を1年間で数回経験。
• 仕事中や寝ている時に痛みが強くなることがある。
• セルフケア: 筋膜ローラーを使用しての自己ケアを試みるも、改善は見られず。

 

当院での施術内容

1. 初回のカウンセリングと評価:

• 痛みの頻度やタイミングを詳細に確認。

• 腰椎、骨盤、膝、肩甲骨の状態を評価し、特に骨盤の歪みと筋膜の癒着が症状の根本原因と特定。

 

2. 施術のアプローチ:
• 筋膜リリース: 腰椎から膝周辺にかけての筋肉を解放し、血流を改善。

• 骨盤調整: 歪みを整え、腰椎への負担を軽減。

• 肩甲骨の可動域調整: 上半身の筋肉の緊張を緩和し、全身のバランスを調整。

• セルフケア指導: 筋膜ローラーの正しい使い方や、自宅でできるストレッチを指導。

 

3. 施術のポイント:
• ぎっくり腰の予防を重視し、負担が溜まりにくい体の使い方をアドバイス。

• 症状が複数箇所に広がる背景として、体全体のバランス改善を優先。

施術経過と結果

• 1ヶ月目: 腰痛が軽減し、ぎっくり腰の予兆が減少。肩甲骨の痛みも緩和。

• 3ヶ月目: 腰から膝の痛みがほとんど消え、長時間の仕事も苦にならなくなる。

• 6ヶ月目: ぎっくり腰を再発せず、全身のバランスが整う。現在は月1回のメンテナンスで、症状の再発を防止。

 

さいごに

ぎっくり腰を湿布や注射だけで改善しようとしても、なかなか良くならない場合があります。

また、「加齢が原因」「体重が原因」といった固定観念にとらわれず、痛みの本当の原因に目を向けてみましょう。

 

病院でできることと、当院でできることはそれぞれ役割が異なります。

当院では、投薬やレントゲンなどの画像診断は行えませんが、その代わりに「痛みを引き起こしている本当の原因は何か」を徹底的に評価し、アプローチしています。

 

痛みや不調に悩む方が、不安を解消し前向きに日常を過ごせるよう、これからも技術の向上を続け、丁寧な施術を心がけていきます。

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