頭痛がしたときのセルフチェックから自分で解消できるタイプ別対処法

誰でも一度は、頭痛に悩まされた経験を持っているのではないでしょうか?

 

女性の96%、男性の91%が一生のうち何らかの頭痛を経験しているというデータもあります。

 

そのなかでも、眠れないほどひどく痛むことがある「片頭痛」を感じたことがある人は8.4%とされ、その多くが女性です。

そこで「片頭痛」の原因と改善するための対処・対策を原因別にまとめましてのでご紹介しますね。

 

1、 あなたの頭痛は何タイプ

 

頭痛にはいろいろな種類がありますが日常的によくみられるのは、検査をしても異常が見つからない「頭痛」。

 

 

この「検査をしても異常が見つからない」の中にもいくつか種類があります。

以下が主な種類ですが、その原因のほとんどは体質や普段の生活にあるといわれています。

  • 片頭痛
  • 緊張型頭痛
  • 群発頭痛

 

では、あなたはこの片頭痛と緊張型頭痛のどちらなのか?ということが気になりませんか??

自分の頭痛のタイプと原因を知ることで、セルフケアのヒントが見つかるかも知れません。

 

 

「頭痛がひどくて・・・」と悩んでいる方は、まずは自分の頭痛タイプをチェックしてみましょう!

一度こちらを参考にしてみてください。

 

自分の頭痛のタイプをチェックする

 

2、 よくある頭痛の種類は大きく2つある

 

脳の血管が拡がって痛む「片頭痛」と 頭の周りの筋肉が緊張して痛む「緊張型頭痛」です。

何らかの理由で脳の血管がパンパンに拡張して起きるのが「片頭痛」です。

 

片頭痛

 

脳の血管が拡張し神経を刺激します。その刺激で発生する炎症物質がさらに血管を拡張して「片頭痛」を引き起こします

ストレスから解放されたときに急に血管が拡張することもあり、仕事のない週末などに「片頭痛」が起こりやすくなります。

 

そのほか、寝過ぎ、寝不足、女性ホルモンの変動、空腹、疲労、光や音の強い刺激なども、「片頭痛」の誘因とされています。

 

緊張型頭痛

 

緊張型頭痛は頭の横の筋肉や、肩や首の筋肉が緊張することで頭痛が出てきます。

筋肉の緊張で首周囲の神経が刺激されて起きる痛みです。

 

「緊張型頭痛」を引き起こす原因は、精神的・身体的なストレス、デスクワークなどで長時間同じ姿勢をとり続けている人に起こりやすいです。

 

3、 頭痛を引き起こす◯◯への対処法

 

気圧・季節による頭痛

 

季節の変わり目や天気が悪い時などに頭痛が起こりやすいのは、「気圧」が関係します。

気圧の変動で脳の血管をおさえていた圧力が下がり血管が拡張。

 

 

周囲にある神経を刺激してしまうために頭痛が起こると考えられています。

季節や天気に対しては拡張した血管を収縮させるために、下記のような応急処置を行うと良いですよ。

 

対策

・適量のカフェインを摂取する。

(カフェインには、脳の血管を収縮させる効果があります。)

 

ただし、夕方以降にカフェインを摂るのは、睡眠不足を招くため厳禁です。

 

食事を工夫して頭痛を予防!頭痛にいい食べ物・悪い食べ物

 

生理によるもの

 

女性の場合、生理前の頭痛に苦しんでいる人も多いですよね。

これはエストロゲンという女性ホルモンの減少が原因だと考えられています。

 

月経前にエストロゲンが減ってしまうことがきっかけで血管が拡張し、頭痛を引き起こします。

 

 

生理に伴う片頭痛は、他の原因による片頭痛と比べて非常に痛みが強く辛いものです。

下記の対策を行って、女性ホルモンのバランスを整えるようにしてみてください。

 

トイレ休憩など短時間でできる生理痛と頭痛に効果的なツボ

 

仕事の合間やトイレ休憩など少しの時間でも簡単にできるツボの押し方をご紹介します

どうしてもこの辛さをどうにかしたいと思っている方、ぜひやってみて下さい

 

 

 

【関元】(かんげん)

腰痛、冷え性の改善の効果もあります

 

~場所~

おへそから真下に指4本分下に下がったところにあります

 

~方法~

1、おへそから真下に指4本分下に下がったところに人差指を置きます

2、人差し指で痛みのない強さでゆっくり押していきます

3、3秒~5秒押し続けて一度緩めて、もう一度同じように押していきます。

これを左右共に10回繰り返します

 

*押すのもいい事ですが、生理痛と冷えは関係するので温める事も良いですよ!

 

【合谷】(ごうこく)

このツボは万能ツボと言われていて、全身の痛みを緩和、歯痛や肩こりにも効果的です。

 

~場所~

親指と人差し指の間にあります

 

~方法~

1、親指と人差し指の間を反対側の親指と人差し指で挟みます

2、気持ちいいと思う強さでゆっくり押していきます

3、20秒押していきます

これを左右共に10回繰り返します

 

ストレスによるもの

 

「ストレス」というと悪者のようなイメージを受けますが、適度なストレスであれば大きな害はありません。適度なストレスを受けると身体が緊張状態になるため、集中力や作業能率を上げることも出来ます。

 

過剰なストレスを受け続けてしまうと、身体的・精神的に「頭痛」を引き起こしてしまいます

 

ストレス解消に効果的なツボ

 

ストレスが溜まると、自律神経の働きが乱れ、あらゆる不調の原因になったり、体の防衛反応によって太りやすくなったりしてしまうんです...

 

今回はそんなあなたがストレスのない生活ができるように、ストレスに効くツボをご紹介します。

 

 

 

◎ツボ◎

神門〈しんもん〉

手首の横じわの小指側の少しくぼんだ場所

気持ちいい程度の強さで30回程度押します

 

生活習慣によるもの

 

●食習慣

 

頭痛の原因は様々ですが、食事から誘発される場合もあります。

 

 

あなたが普段よく食べる物をチェックしてみましょう。

実は血流をよくする食べ物は健康のためには良いのですが、頭痛持ちの人にとっては頭の血管が拡張され、特に片頭痛の原因になるので要注意です。

 

 

●デスクワークなど

 

上半身を前屈みにしたパソコンの操作などうつむく姿勢の持続、長時間の车の運転、就寝時の合わない枕など、身体に負担の溜まる姿勢を長時間続けることによって筋肉が過緊張します。

 

 

首筋から肩にかけて肩凝りや緊張性頭痛が生じやすくなります。

 

頭痛になった時は一度やって欲しいストレッチ

 

 

頭痛で多いのは肩・首のコリ緊張から来るものが多いと言われています

今日は簡単!頭痛に効果的なストレッチをご紹介します!

ご紹介するストレッチはこの3つ!

(首の前面・側面・後面のストレッチ)

 

~首の側面のストレッチ~

 

①『頭を右肩』につけるように倒します。(10~20秒キープ)

★頭が肩につかなくてもOK(無理しないように)

②反対側も同じように伸ばします。

★これを左右2セット

 

~首の後ろ側のストレッチ~

 

①背筋をピンと伸ばして立ちます(座ってもOK)

②おへそを覗き込むように頭だけをゆっくりと前に倒します(10~20秒キープ)

★首の後ろを伸ばすことを意識する

★手で軽く頭を後ろから押さえてもOK

③元の位置に戻す

★これを2セット

 

~首の前側のストレッチ~

 

①『口を閉じて』顎をゆっくり上に上げていきます(10~20秒キープ)

★顎から喉の筋肉を意識してゆっくりと伸ばしていく

②元の位置に戻す

★これを左右2セット

 

 

まとめ

いかがでしたか?頭痛は改善します。

 

 

頭痛はいろいろなキッカケから引き起こされています。それぞれに上手にまずは対処できれば頭痛から解放されます。

あなたが少しでも頭痛で悩まないように一つ一つの生活習慣を振り返ってみてはいかがでしょうか?

 

もし、頭痛がなかなか改善しなくてお困りでしたらお気軽に当院にご相談ください。

 

 

著者

 

和歌山スマイルはりきゅう整骨院

院長 野鹿瀬 靖識
柔道整復師、鍼灸師、交通事故専門士、JCCA(コアコンディショニング)トレーナー
整体からトレーニング、骨盤・姿勢の矯正や美容鍼灸までオールマイティに施術する整体歴14年のベテラン。

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