症例報告:73歳女性・脊柱管狭窄症、坐骨神経痛による痛みの改善事例

患者様の背景
• 年齢・性別: 73歳・女性
• 主訴:
• 右のお尻の痛みと太ももの筋力低下(3年前から)。
• 左膝の痛みで正座ができない。
• 右肩の痛みもあり、日常の動作が困難。
• 既往歴: 病院で「脊柱管狭窄症」「すべり症」「坐骨神経痛」と診断され、半年間週2回整骨院に通院するも改善せず。

 

当院での施術内容

1. 初回のカウンセリングと評価:
• 歩行時に右太ももに痛みが出る原因を詳細に評価。
• 体全体のバランス、特に骨盤と脊椎、股関節の歪みを確認。
• 筋力低下が痛みと動作の不安定さに影響していると判断。

 

2. 施術のアプローチ:
• 筋膜リリース: 右太もも、お尻、左膝周辺の筋肉の緊張を解放し、血流を改善。
• 骨盤と脊椎の調整: 歪みを整え、神経への圧迫を軽減。
• 筋力強化: 歩行時の安定感を高めるためのエクササイズを指導。
• 膝の動きの改善: 左膝の可動域を広げるための施術とストレッチを実施。

 

3. セルフケア指導:
• 毎朝のストレッチにプラスして、太ももと股関節の可動域を改善するエクササイズを提案。
• 正しい歩き方や姿勢を意識することで、負担の少ない動作を身につける。

施術経過と結果

• 1ヶ月目:筋膜の癒着を剥がし動作の改善、バランスを少しずつ保てるように歩行時の右太ももの痛みが軽減し、足をスムーズに運べるようになる。

 

• 3ヶ月目: お尻や右太ももの痛みがほとんど消え、日常の歩行が快適になる。左膝の痛みも軽くなり、正座に近い動きが可能に。

 

• 6ヶ月目: 痛みの再発がなく、普通に歩ける状態に改善。現在は月1回のメンテナンスを継続中。

最後に

長期間続く痛みや不調は「年齢のせい」「治らない」と諦めてしまいがちです。

 

しかし、原因を細かく評価し、体のバランスを整えることで改善する可能性があります。

 

当院では、患者様一人ひとりのお話を聞き、過去の症状や既往歴、症状の本当の原因を探ることを大切にしています。

 

「普通に歩きたい」「日常をもっと快適に過ごしたい」と感じている方は、ぜひ一度ご相談ください。これからも、皆さまの健康を支えるお手伝いができるよう、技術の向上を続けてまいります。

 

和歌山スマイル整骨院・整体院