「子どもの側湾症、大人になっても治るの?──成長と治療の可能性を専門的に解説」

側湾症とは?

側湾症(脊柱側弯症)は、背骨が左右に曲がり、ねじれを伴う状態を指します。

 

特に思春期の子どもに多く見られ、女子に多い傾向があります。原因が明確でない「特発性側湾症」が全体の約80%を占めます。

子どもの側湾症は大人になるとどうなるの?

子どもの側湾症が大人になるとどうなるかは、側湾の程度や進行の有無によって異なります。

 

軽度の側湾症で進行が見られない場合、特別な治療を行わずに経過観察のみで問題ないことが多いです。

 

しかし、成長期に側湾が進行すると、大人になってからも背骨の曲がりが残る可能性があります。

 

大人になってからも側湾症が進行することはありますが、成長が止まると進行が緩やかになる傾向があります。

 

ただし、重度の側湾症や症状が出ている場合は、大人になってからも治療が必要となることがあります。

大人になってからの治療は可能?

大人になってからの側湾症の治療は可能ですが、子どもの頃とは治療法が異なります。

成長期の子どもには装具療法が効果的ですが、大人の場合は装具療法の効果が限定的です。

 

そのため、大人の側湾症では以下のような治療法が検討されます。

• 保存的治療:痛み止めの投薬や注射、コルセットの装着などで症状の緩和を目指します。

• 運動療法:筋力強化や柔軟性向上を目的とした運動療法が行われることがあります。

• 手術療法:重度の側湾症や保存的治療で効果が見られない場合、手術による矯正固定術が検討されます。  

 

大人の側湾症の手術は、通常の背骨の手術と比較して大きな手術ですが、以前よりも身体の負担を抑えられるようになっています。

 

手術のメリットとデメリットを担当医とよく相談することが重要です。  

さいごに

子どもの側湾症が大人になっても治るかどうかは、側湾の程度や進行の有無によって異なります。

 

軽度で進行がない場合は問題ないことが多いですが、進行が見られる場合は大人になってからも治療が必要となることがあります。

 

大人になってからの治療も可能ですが、子どもの頃とは治療法が異なるため、専門医と相談しながら適切な治療を受けることが大切です。

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