じっとしていると膝が痛む?踏ん張りがきかないのは“疲れのせい”だけじゃない

【まとめ】

「膝が痛い=年齢のせい」と決めつける前に、
体がどう動いて、どこに負担がかかっているのか。
少しだけ“全体の動き”に目を向けてみると、新しい視点が見えてきます。

がんばる膝に「少し休んでいいよ」と言えるような、
そんな体の使い方、目指してみませんか?

仕事の後や朝の膝の痛み、「年齢や疲れ」だけで片付けていませんか?

「じっとしていたあと、いざ立ち上がろうとすると膝が痛い」

「踏ん張ろうとしても力が入らず、グキッとなる感じがある」

「休みの次の日は少しラク」──

 

そんな経験がある方は、少なくないかもしれません。

 

年齢的なものや疲労の蓄積と感じてしまいがちですが、実は 膝まわりだけではなく“全身の使い方の偏り”が関係しているケースもあるのです。

長年の「体のクセ」が、膝の負担を増やしている?

立ち上がるとき、歩き始めのときにグキッとなる。

じっとしていたあとの膝の痛み。

 

これは 筋肉や関節が“固まりやすい状態”になっているサインともいえます。

 

特に、重たい荷物を持つ仕事や、長年続けてきた身体の使い方には“クセ”があります。

 

• 左右のバランスの偏り
• 股関節や足首の可動域の低下
• 過去の事故やムチウチによる影響(特に背骨の連動)

 

これらが複雑に絡み合い、「膝ばかりががんばらされてしまう体」になっている場合も。

踏ん張れない、痛くなる。膝のSOSは“支える力の乱れ”

歩く、しゃがむ、踏ん張る──こうした動作の中で膝は常に「支え役」として働きます。

 

ただし、支える力は膝単体ではなく、股関節や足首、さらには体幹との連動によって生まれています。

 

立ち上がりがツラい、歩き始めが不安、階段でふらつく…という方ほど、体の“土台部分”に力のロスが起こっているのです。

 

そのため、「膝だけを強くしよう」と筋トレをしても改善につながらないケースも多いのが実情です。

 

「疲れてるだけ」では済ませたくない。本当はもっと動けるはず

膝だけでなく、腰や肩までしんどくなるという場合は、体がバランスを取ろうと必死になっている証拠。

 

特に今回のように「仕事で頑張った翌日がつらくて、休み明けはラクになる」というパターンは、疲労回復が追いつかず、慢性疲労に傾いている状態とも言えます。

 

「がんばりすぎて膝を壊す前に気づけた」

そう思えるタイミングで体を見直すのは、とても価値のある選択です。

さいごに

「膝が痛い=年齢のせい」と決めつける前に、体がどう動いて、どこに負担がかかっているのか。

 

少しだけ“全体の動き”に目を向けてみると、新しい視点が見えてきます。

 

がんばる膝に「少し休んでいいよ」と言えるような、そんな体の使い方、目指してみませんか?

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