病院では異常なし?原因不明の膝痛と姿勢の関係とは

はじめに

「病院では異常なしと言われたのに、膝の痛みが続いている…」

このようなお悩みで来院される方は非常に多くいらっしゃいます。

 

レントゲンやMRIに異常が見つからないと、薬や湿布で様子を見るだけで終わってしまい、結局痛みが続くケースも。そんなとき、見落とされがちなのが“姿勢の崩れ”や“体の使い方の癖”です。

 

今回は、原因がはっきりしない膝痛の正体と、整体での改善アプローチについてご紹介します。

異常なしでも痛みがあるのはなぜ?

病院では、主に「骨や関節の損傷」「炎症反応」などを画像診断で確認します。

 

ところが、痛みの多くは「筋膜・筋肉・姿勢の歪み」によるものであり、
画像検査では映らない“機能的な問題”が見落とされていることが多いのです。

 

よくある“原因不明の膝痛”の特徴:
・膝を曲げると違和感があるが、腫れや炎症は見られない
・立ち上がりや階段で膝に力が入らない
・正座やしゃがむとピリッと痛む
・動かし方によって痛みが強くなったり弱くなったりする

 

これらは関節の歪み・筋膜の緊張・筋力バランスの崩れによる可能性が高いです。

姿勢の崩れが引き起こす膝への影響

現代人に多い「猫背」や「反り腰」、あるいは「左右非対称の体重のかけ方」など、
姿勢の乱れは膝への負担を大きく増やします。

 

・骨盤が傾く → 股関節・膝の動きが不自然に
・重心がズレる → 膝の内側や外側に偏った負荷
・足のアーチ低下(偏平足など) → 衝撃吸収力の低下

 

このような状態が続くと、膝関節の滑らかな動きが阻害され、痛みや不調の原因となります。

整体でのアプローチ|痛みの“本当の原因”を探る

和歌山スマイル整体院では、原因不明の膝痛に対して以下のようなアプローチを行います。

 

1. 姿勢分析と動作評価
・立ち方・歩き方・しゃがみ方などを確認
・体全体のバランスと膝の使われ方をチェック

 

2. 筋膜リリースと骨格調整
・膝周辺の筋膜の緊張を緩め、滑らかな動きをサポート
・骨盤・股関節・足首など膝に関連する部位も調整

 

3. 正しい動作・セルフケア指導
・日常生活で膝に負担をかけない体の使い方を指導
・ご自宅でできるストレッチやエクササイズもサポート

実際の改善例(50代女性・異常なしと診断)

数ヶ月前から右膝に痛みがあり、整形外科では「特に異常はありません」との診断。
湿布と痛み止めで様子を見たが改善せず。

 

当院での評価で、骨盤の後傾と股関節の動きの制限、足のアーチの低下が原因と判明。

施術と動作改善に取り組み、1ヶ月後には痛みが軽減。3ヶ月目には階段もスムーズに降りられるようになりました。

さいごに

「原因がわからない」「検査では異常なし」——それでも膝が痛いという方はぜひ一度、姿勢や体の使い方に着目した整体の視点を取り入れてみてください。

 

和歌山スマイル整体院では、あなたの体を“全体から”見て、膝の痛みを引き起こす根本原因にアプローチします。お気軽にご相談ください。

膝痛・変形性膝関節症について詳しくはこちら

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